『突っ張り棒』が突っ張らない 理由は… 企業の解説に「腑に落ちた」
下地の有無は、『市販の下地チェッカーを使う』もしくは『壁をたたく』などの方法で確認できます。
壁をたたいて調べる時は、たたいた時の音に注目しましょう。下地がある場所は音が響かず鈍い音がするのに対し、下地がない場所は音が響きます。
壁をたたく方法は玄人向けの方法なので、慣れていない人には下地チェッカーを使った方法がおすすめです。
壁の強度のほか、壁の素材にも注目しましょう。
凹凸がある素材の場合、接地面の摩擦力が弱まるので突っ張り棒が落ちやすくなってしまいます。凹凸の少ない壁へ垂直に取り付けるようにしましょう。
突っ張り棒の種類にも注目
突っ張り棒には『バネ式』と『ジャッキ式』の2種類があります。
それぞれで取り付け方のポイントや耐荷重が異なるので、設置場所や用途に合わせて使い分けましょう。
バネ式突っ張り棒の設置方法
1.設置幅より長めにパイプを伸ばします。
2.伸ばしたほうのパイプを壁面に当て、押し縮めながら反対側を押し込んで水平に取り付けます。
バネ式はバネが戻ろうとする力を最大限利用し突っ張ることができるので、落ちにくいのが特徴です。
サイズ展開が多く、手軽に取り付けられるのが魅力ですが、耐荷重はジャッキ式よりも弱くなります。