アニメキャラのTシャツに「気持ち悪い」 その後の展開に考えさせられる
ひと昔前に比べ、アニメやマンガが好きな人たちへのイメージは各段にポジティブなものに変わりました。
しかし、そうした人の趣味嗜好を批判し、白い目で見る人がいまだにいるのも事実です。
これは、定時制高校を舞台に、『オタク』と呼ばれる1人の少年と、そんな少年をバカにしていたグループのお話。
浦部はいむ(@urabehaimu)さんが描く漫画『高校生を、もう一度』の中の1編をご紹介します。
『定時制に通う人達の話です。』
「そんなTシャツ着て、恥ずかしくないの?」
「気持ち悪い」
好きなアニメゲームキャラのTシャツを着て行ったところ、一部のグループからそんな心無い言葉をかけられた少年。
しかし、少年は「あいつらに負けた気がして嫌だ」と自分の好きなものや思いをつらぬこうとしていました。
そんな中、クラスでは席替えが行われます。
しかも、少年の隣には、自分をバカにしてきたグループの1人が…。
口では強気なことをいっていた少年ですが、自分をバカにしてきたグループへの嫌悪感や恐怖心がないわけではありません。
おびえる少年のことを、心配そうに見つめる友人が、その後目にしたのは…。
本当の『仲間』とは?
最初の悪印象はどこへやら、共通の趣味を持つことが分かり、急速に仲を深めていった少年2人。