新大関『正代』誕生 今年の最後を飾る九州場所での熱戦を期待
ガツンと頭から当るので、額(ひたい)の髪の毛が薄くなっていました。闘魂漲(みなぎ)る相撲でした。
本場所で一度も待った、をしなかった力士としても有名でした。新大関正代は、大関昇進の伝達式で『至誠一貫』の精神をその口上に使いましたが、その相撲を貫き通したのが 郷里熊本出身の大関栃光だったのです。
新大関正代は 郷土の名大関栃光を範として 更なる精進につとめ その上を狙って貰いたいと願っております。
今年の最後を飾る大相撲は 11月の九州場所です。新大関正代は、地元です。横綱白鵬 鶴竜 そして大関貴景勝 朝乃山 加えて新大関正代と、横綱 大関揃い踏みの15日間の熱戦を 相撲ファンは期待しております。
<2020年10月>
フリーアナウンサー押阪 忍
1958年に現テレビ朝日へ第一期生として入社。東京オリンピックでは、金メダルの女子バレーボール、東洋の魔女の実況を担当。1965年には民放TV初のフリーアナウンサーとなる。以降TVやラジオで活躍し、皇太子殿下のご成婚祝賀式典、東京都庁落成式典等の総合司会も行う。2020年現在、アナウンサー生活62年。
日本に数多くある美しい言葉。それを若者に伝え、しっかりとした『ことば』を使える若者を育てていきたいと思っています。
「旅は素晴らしい一瞬一瞬をかき集める、その繰り返し」韓国のベストセラー作家イ・ビョンリュル氏インタビュー