さかなクンが取材!「未来へ輝く魚」世界初の養殖魚に研究者も養殖のプロも絶賛の嵐
それを聞いたさかなクン、早速、最大サイズのキングサーモンをその場で描きだしました。下書きなしでスラスラと特徴を捉えながら描いていきます。
「鱗が細かくてすごいですね!」「尾びれもかっこいいです!」と、完成した絵を前に三浦さんも感動。今にも泳ぎ出しそうな、生き生きとしたキングサーモンの絵は必見です。
その後、なぜ「富士の介」は世界で唯一の養殖魚なのかを、誕生秘話も含めて三浦さんに紹介してもらいました。
誕生のきっかけは、キングサーモンを使って新たな魚を作りたい、という好奇心からはじまり、「山梨の名水を利用」「養殖できる魚」「キングサーモンの美味しさを受け継ぐ魚」という要素に、「養殖に適した性質をもったニジマスを使う」というアイディアが組み合わさったこと。このキングサーマンとニジマスというのは世界でも前例がない組み合わせであり、10年以上の研究の結果、富士の介が誕生したのです。なんだか聞いていると、ワクワクしてきますね。
また富士の介が美味しく育つ理由を、富士の介を養殖する清養鱒場の清さんに聞いてみました。富士の介は、富士山の湧水を利用して養殖しているため、水温・水量も恵まれ、手をかけなくても育つ魚だから美味しいのだとか。