言葉は時代で生まれ、変わるもの 来年はどんな言葉が生まれ、育ち、伝えられてゆくのか?
が多かったようです。
「◯活や◯◯ハラ」は広く浸透し、私どもの年代も使いますが、「ガン寝」、「ガン見」などはとても使えませんし、耳にするのも余り好きではありません。でもそのうちに、耳慣れて来ると、サラッと使うようになるのでしょうね。
言葉はその時代に生まれ、使われ、伝えられて行くものですから…。さて来年はどんな言葉が生まれ、育ち、市民に広く伝えられてゆくのでしょうか?その新しいことばの誕生、成長、浸透、変化などを楽しみに致しております。
さて、この1年この拙欄をお目通し頂きまして誠にありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
それでは皆様、どうぞ希望に満ちた新年 令和3年をお迎えくださいませ。
<2020年12月>
フリーアナウンサー押阪 忍
1958年に現テレビ朝日へ第一期生として入社。東京オリンピックでは、金メダルの女子バレーボール、東洋の魔女の実況を担当。1965年には民放TV初のフリーアナウンサーとなる。以降TVやラジオで活躍し、皇太子殿下のご成婚祝賀式典、東京都庁落成式典等の総合司会も行う。2020年現在、アナウンサー生活62年。
日本に数多くある美しい言葉。それを若者に伝え、しっかりとした『ことば』を使える若者を育てていきたいと思っています。
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