この夏は、甘くて飲みやすい「フレーバービール」がブームの予感!
数年前から人気を集めている、クラフトビール。その熱も冷めやまぬうちに、この夏、新たに「フレーバービール」が大ヒットの予感。
フレーバービールとは、ビール類に果実の香りや味わいをつけた発泡酒のことで、苦味を抑えたさわやかな飲み口が特徴。昨年末から大手飲料メーカーを中心に、次々と果物を使った地ビールを販売。若者を中心にじわじわと愛飲者が増えているのだそう。
ここでは、フレーバービール大流行の背景に迫ってみました。
■「とりあえずビール」はもう古い?
株式会社オリコンが、20~30代の男女600名を対象に実施した「お酒に関する意識調査」によれば、居酒屋などに行った際に、「最初に飲むことが多い飲料」としてビールをあげた人は、50.8%。
一昔前は、居酒屋に行ったら“とりあえずビール”が当たり前の風潮がありましたが、最近は、カクテルやサワーなど、自分の好きな飲み物を頼む若者が増えているようです。
さらに、最初に限らず、「ビールを飲むか」との質問では、「いつも飲む」と答えた人は31.7%にとどまっており、居酒屋に行ってもビールを飲まないで終わる人が多いことが分かりました。
「ビールを飲まない(あまり飲まない)」