くらし情報『ダメでも連絡ほしいのに……企業側が『サイレントお祈り』にせざるを得ない理由』

2016年6月29日 12:00

ダメでも連絡ほしいのに……企業側が『サイレントお祈り』にせざるを得ない理由

などを見ていると、略して『サイレント』とだけ表記されていることも多いようです。

■連絡しない理由は?

そんな『サイレントお祈り』に対し、就活生からは、「不合格でも連絡くれないと、気持ちが切り替えられないよ……」「いつまで待ってれば良いのか分からなくて不安」「っていうか、メール1本送るのってそんなに手間?失礼じゃない?」という意見が。

でも、これには売り手市場ならではの理由があるそうです。

「今は売り手市場で、学生は複数企業の内定を持っていることがほとんど。採用予定の人数に内定を出しても、しばらくすると必ず『はがれる』(内定辞退)人が出てくるんです。そのときに、そこから二次採用をするのは時間的にも予算的にもかなり厳しい。

ですから、空いた枠を埋めるための追加採用は、いわゆる『サイレント』していた学生から。要するに、こちらとしては落とした連絡をしてしまうと、補充のときに候補者がいなくなってしまうからできないんです」(メーカー系採用担当)

就活生の「連絡くらいほしい!」という気持ちは分かるけれど、複数内定を得て、あとから内定辞退する人がいなくならない限り、企業側は『サイレントお祈り』をせざるを得ないのが実情、とのこと。

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