くらし情報『「初詣で」で押さえたい大人の嗜み、正しいご利益の求め方』

2018年12月30日 11:00

「初詣で」で押さえたい大人の嗜み、正しいご利益の求め方

「初詣で」で押さえたい大人の嗜み、正しいご利益の求め方


神社仏閣へ出かけ「今年1年がよい年になりますように」と祈る初詣では、日本人にとって欠かせない新年の習慣。でも、いつごろから、どんな理由で始まったものなのだろうか?

「大みそかの夜から元日の朝にかけて神社に籠もり、新年の平安を祈願する『年籠もり』という風習が始まりだといわれています。ただ、現在のように元日にお参りに出かける初詣でがいつごろ定着したかは定かではありません」

こう説明するのは、寺と神社の旅研究家の吉田さらささん。初詣ででは寺院に参拝する人も多いが、その習慣が神社に端を発していることを考えると、やはり神社に出かけたほうがいいのだろうか。

「初詣では、日ごろお世話になっている神様、仏様に今年も無事に新年を迎えられたことを感謝するのが目的。神社でも寺院でも、ふだんからお参りに行く場所であることが重要でしょう。全国的には神社への初詣でが多いですが、関東では寺院へ行く人も多いといわれています」(吉田さん・以下同)

ただし、寺院へお参りする際は、神社での参拝方法と混同しないように気をつけたい。神社では「二拝二拍手一拝」がお参りの基本作法だが、仏前では合掌して一礼するのみ。
柏手は打たないことを覚えておこう。

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