くらし情報『鈴や鰐口鳴らすタイミングはいつ?初詣での“伝統お作法”』

鈴や鰐口鳴らすタイミングはいつ?初詣での“伝統お作法”

「しかし現在、ほとんどの神社が女性に開かれ、神社側で生理中の参拝を禁止するルールもありませんから、初詣でのような一般的なお参りの場合は気にしなくても大丈夫でしょう」(吉田さん・以下同)

■複数の寺社で初詣でをはしごするのは失礼?

「とくに問題ありませんが、基本的に初詣では地域の寺社にお参りに行くもの。有名な寺社もいいですが、まずは自宅の近くや、通勤途中にいつも通る寺社など、ふだんからなじみのある場所へお参りしてみては?」

いつもお世話になっている神様、仏様への新年の挨拶から始めよう。

■鈴や鰐口を鳴らすタイミングはいつ?

参拝で鳴らす鈴や鰐口は、人によっておさい銭を投げる前だったり、後だったりと鳴らすタイミングがバラバラ。鈴や鰐口の音は、神仏に自分の訪問を知らせる意味があると考えられているので、拝礼の最初に鳴らすのが正解。

■「二拝二拍手一拝」と「二礼二拍手一礼」は違うの?

「『拝』とは、上半身を腰から90度近くに折る丁寧なお辞儀。一方『礼』は、頭を30度程度下げるお辞儀です。全国的なお参りの作法は『二拝二拍手一拝』が標準となっており、神様に対し、より敬意を表すものといえますね」

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