初詣でを機に覚えておこう!「生まれ年で決まる8尊の守護仏」
「初詣では、日ごろお世話になっている神様、仏様に今年も無事に新年を迎えられたことを感謝するのが目的。神社でも寺院でも、ふだんからお参りに行く場所であることが重要でしょう。全国的には神社への初詣でが多いですが、関東では寺院へ行く人も多いといわれています」
こう話すのは、寺と神社の旅研究家の吉田さらささん。神社仏閣に出かける際は、事前に少しの“予習”をしておくだけで、神様、仏様の世界が身近になり、お参りがぐっと楽しくなる。初詣でに出かける先にどんな神様、仏様が祭られているか、また、いつの時代のどんな建物があるかなどを調べておこう。
「お寺に初詣でに行く場合は、その前に自分の守護仏を調べてみては?守護仏とは、生まれた干支によって決まる守り本尊。あらかじめ自分の守護仏が祭られているお寺を探して初詣でに出かけるのも1つの楽しみ方。浅草寺には、珍しくすべての守護仏がそろっているお堂もあるので、家族で出かけて、それぞれの守護仏にお参りするのもいいでしょう」(吉田さん)
そこで、初詣でする前に知っておきたい生まれ年で決まる8尊の「守護仏」を紹介。
【千手観音】干支:子
・代表的な寺院:唐招提寺(奈良県奈良市)