千葉小4虐待死「あの笑顔の女の子が虐待されていたなんて…」
’17年2月に、2人は再婚。同年6月に、次女が誕生するが……。
「次女は低体重児で、母親も体調を崩して入院しました。父娘は2人の生活になり、暴力がいっそう激しくなったようです。たまらず、なぎさ容疑者は、夫のDVと心愛ちゃんへの虐待を糸満市役所に訴え、市も勇一郎容疑者に面会を求めました。ところがその面会を2度も拒否して、勇一郎容疑者は、強引に妻と娘を自分の故郷である千葉県に連れていったのです」(前出・地元紙記者)
’17年8月、家族4人は事件の起きた野田市内の家賃7万円ほどのマンションに移り住んだ。
「11月6日、転校先の野田市立山崎小学校のいじめに関するアンケート調査で、心愛ちゃんは《お父さんにぼう力を受けています。先生、どうにかできませんか》と初めてSOSを発します。
それを受け、柏児童相談所は、彼女を一時保護。その後、市内に住む、父方の実家、心愛ちゃんの祖父母の家に預けられたようです」(全国紙記者)
ただ一度だけ「SOS」が聞き届けられ、祖父母の家に避難していたころの心愛ちゃんは笑顔で生活ができていたようだ。近所の住民はそのころ目にした心愛ちゃんの姿をこう話している。