年齢を重ねたほうが成功に近づく!80歳料理研究家の金言集
「20代のころ、団地の小さなキッチンに近所の奥さんたちを呼んで、家庭料理の教室を開いたのがすべての始まりでした。収納もままならないスペースだったけれど、みなさんからの『おいしい!』の言葉がうれしくてね。料理をすることも、それを素敵に見せることも大好きだったから、その“好き”をひたすら続けていたら、気づけば50年以上がたっていたんです」
80歳にして今も現役で、トップランナー。しかし驚くことに、「ようやく準備が整った感じ」なのだと言い、「これから人生に花を咲かせますよ!」と意気揚々だ。祐成さんは「年齢を重ねたほうが成功に近づきます」と話す。そんな祐成さんの若さを手放したくなる(!)金言を紹介。
■口ぐせは「古いわね!」
「私はレシピもアイデアも、どんどん教えてしまいます。後生大事にため込んでも、古く時代遅れになるだけだもの。
どんどん手放しちゃうほうが、次をまた必死で考えるから、新しいアイデアだって生まれるものよ。損なんてしません」(祐成さん・以下同)
■年齢だって商売道具。逆サバを読むことに決めました
「みんな、年を若く言うからいけないの。ちょっと多めに言っておけば、あら若い、あらすごいってほめられる。