2019年4月18日 11:00
投資のプロ・松本大「使い方は自分で決めることが、豊かな人生」
それは、集められたお金に多くの人の『想い』がこもっているからです」
信頼、価値、想いの3つをベースに、“お金のプロ”である松本さんが、お金を増やし、うまく使うための“自分ルール”を教えてくれた。
■使い方は1人で決める
「自分が時間を費やし苦労して働いて得たお金は、自分が得た信頼そのもの。『なんとなく』『○○がいいといったから』と、他人にすすめられたものにお金をつぎこむのは、消費でも投資でも、幸せな結果を招くことはありません。お金を使うにも、『食べたい』『ほしい』ものに納得して使っているかが大切です。自分の意思ではない、自分の想いが向かわない買い物をカットすることが、本当の意味での“節約”だと私は思っています」
■使い方を押し付けない
「たとえば習い事や塾など、“子どものため”といいながらお金をかけた思い出はありませんか?『お金をかけているんだから、しっかり○○しなさい』と子どもに言うのは、結局自分の意思を押し付けていることと同じなんです。子どもがやりたい方向で使ったほうがいいですし、使い方を他人に押し付けるものではありません」
■“自分が参加したい”と思える場所にお金を使う
「代表的な例でいえば、寄付がそれにあたりますね。