くらし情報『貯蓄と切り分けて考えろ、保険で失敗しない3つの格言』

貯蓄と切り分けて考えろ、保険で失敗しない3つの格言

保険と貯蓄は別々にお金を配分したほうが、いざというときの出費にも対応でき安心だ。

「毎月1万円を貯蓄型保険の支払いに充てているなら、たとえば4,000円を掛け捨ての保険に見直して、残り6,000円を投資信託などに分けてもいいと思います」

また、生命保険は一家の大黒柱の万が一に備えて加入しておきたいが、保険額が大きすぎると、逆に不幸を招くこともある。

「これまで3,000万円以上の保険金を受け取った方の家計を30件ほど見ましたが、3分の2の方が保険金を使いすぎていました」

突然、大金を手にしたことで、金銭感覚が狂ってしまうのだという。一度膨らんだ家計を元の生活レベルに戻せる人はほんのわずか。保険金の底が見え始めたころに焦っても、「時すでに遅し」である。

「生命保険の保障は、必要最低限の金額で問題ありません。配偶者を失ったとき、多額の保険金が入れば安心でしょうが、負の要因にもなりかねないことを覚えておきましょう」

そんな保険の“ざんねん”を回避する次の3つの格言を忘れるべからず。

【格言1】保険の「無料相談」に踊らされるな
【格言2】保険は保険、貯蓄は貯蓄と割り切るべし
【格言3】生命保険の保障額は最低限に

あなたも“ざんねん”な保険にハマっていないかチェックしてみよう!
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