2019年8月21日 15:50
写真を飾って「感情系」を鍛えて、片付けられる脳を取り戻す
片づけは「自分がどうしたいか=どんな部屋に住みたいか」が明確でないと、うまくできないからだ。また、症状が進行すると、「汚ない」とも思わなくなり、「片づいていない」ことに気づかなくなる。
トレーニング法は次のとおり。
■ご当地や旬のものを食べる
旬の食材や、出先でご当地ものを食べると、特別な気持ちになり、食事をよりおいしく感じる。これが感動となり、感性を育むことにもなる。また、気持ちのいい体験をすると汚れに敏感になり、片づけにもよい影響が期待できる。
■花を生ける
感情をきたえるトレーニングのひとつに「花をめでること」がある。無機質な空間に有機物がひとつあるだけでも、感性は育まれる。
「こんな部屋にしたい」といった感情を芽生えさせるのに、花を眺めることは有効。
■音楽をかけて片づけをする
感情系脳を育てるには「楽しい!」と思えることが大切。楽しければ自然と体が動き、「もっとやりたい」と感じるはず。自分の好きな音楽をかけ、一緒に歌ったり、音楽のリズムにのりながら片づけるとスムーズに事が運ぶ。
■写真を選んで部屋に飾る
楽しかった記憶は、当時の写真を見るとよみがえるもの。「楽しかった」