2019年9月27日 15:50
雅子さまに待つ驚きのハードスケジュール…5時起床で18時間
元宮内庁職員で皇室ジャーナリストの山下晋司さんはこう語る。
「お召し替えなどを含めると、ほとんどお休みもとれない忙しさで儀式行事が続きます。内容を簡略化するのは難しいでしょうから、皇后陛下のご負担はかなり大きいものになります」
平成の「即位の礼」の日、上皇陛下と美智子さまは儀式の準備が間に合うように、早朝5時に起床されていたほど。今回も平成に準じたタイムテーブルになる予定のため、雅子さまも、午前5時から午後11時まで18時間にわたり大役を担われることになる。
ハードスケジュール以外にも、雅子さまを“試練”が待ち受ける。ご療養に入られてから、雅子さまはほとんど宮中祭祀に出席されなくなった。
「宮中祭祀に臨む際には、決められた手順と方法に従って、全身を洗い清める『潔斎』という所作があります。そして古式にのっとりおおすべらかしを結い、非常に重い装束を身にまとって祭祀に臨まれます。
肉体的な消耗がとても大きいのです」(前出・皇室担当記者)
ただ、雅子さまは今年5月8日にも宮中祭祀に臨まれている。「即位の礼」と「大嘗祭」の期日を、陛下が宮中三殿に報告する宮中祭祀「期日奉告の儀」で、雅子さまも殿上で拝礼されたのだ。