ふるさと納税、ポイント投資…お金の”潜在力”で攻めの貯蓄
「10万円台で株主優待の権利が得られる会社の株があります。飲食チェーン店やカラオケ店での食事券や利用券がもらえるので、外食費や遊興費をカットできます。ほかにも、クオカードや化粧品がもらえる優待を選べば、日用品などが節約できます」
たとえば、回転寿司のかっぱ寿司を運営するかっぱ・クリエイトの株主優待の権利を得るには、100株が必要になる。昨年12月30日株価の終値は1512円なので100株を購入するには15万1,200円が必要だが、年に2回、3,000円分のポイントがもらえて食事に使える。利回りに換算すると3.96%。
「株を購入するには証券会社の口座を開く必要があります。初心者は手数料が安いネット証券がオススメです。映画の配給を行う東京テアトルは約14万円で、年2回ご招待券が4枚もらえます。
家電量販店のヤマダ電機は約5万6,000円で500円相当の優待券が6枚もらえて、株主の期間が長くなるほど優待券が増えます」
これらの銘柄を上手に組み合わせれば、年間で1万8,000円程度の「貯蓄」は十分可能だ。また、“プチ投資”ということでいえば、最近ではスマホを使った手軽な投資がトレンド。