槇原敬之保釈に父の祈り…「心配しないで」の言葉信じ続けた
そうして喜ばしいことが続くはずだったが、事態は一転した。
2月13日に本誌が訪ねたところ、憔悴した姿を見せた博之さん。自身が大腸ガンを患ったときも、「息子は心配して、何度も見舞いに来てくれました。今でも頻繁にテレビ電話をかけてきてくれてね。会えなくても、顔を見せてくれていたんです」と一人息子の優しさを明かしてくれた。
しかし、本誌3月10日号に登場した博之さんは笑顔を見せてくれた。博之さんは留置されていた槇原被告と対面したといい、「息子は憔悴しているどころか、とても元気そうでした」と報告。そして、こう語っていた。
「私に『僕はやってない。だから、心配しないで……』とはっきり言ったんです。本人から直接、その言葉を聞けてホッとしてね。息子の言うことを信じてあげようと思うのは、どこの親も同じ。それで『わかった。それやったら(警察の方に)しっかりと調べてもらい!』と言って帰ってきました」
そのいっぽうで博之さんは「(薬物をやっていないというのは)あくまで息子が言ったことなので……。最終的には、検察の方が調べることですからね。私は専門家でもないので、今後どうなるかはわかりません……」と不安も明かした。
息子を信じる父に、保釈した槇原被告は何と言葉をかけたのだろうか。
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