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7月14日、槇原敬之の全国ツアー「Makihara Noriyuki Concert 2024 “TIME TRAVELLING TOUR” 2nd SEASON〜Yesterday Once More〜」のファイナル公演が、沖縄・那覇文化芸術劇場なはーと 大劇場で開催され、冬に新たなコンセプトのツアー「マキハラボ」を開催することが発表された。今回の全国ツアーは、3月16日の東京を皮切りに、宮城、新潟、福岡、北海道、大阪など全国各地で公演を行なってきた。今回のツアータイトルに“2nd SEASON”とあるように、2018年に行われた「”TIME TRAVELLING TOUR” 1st SEASON」のコンセプトを継承したツアーとなった。前回のツアーは、その時点でリリースされていた47枚のシングル、21枚のオリジナルアルバムの中から、新作発表に伴うツアーではなかなか披露されてこなかった楽曲を中心に歌唱するというものだった。さまざまな年代の楽曲が披露され、まさにタイトル通り“タイムトラベル(時間旅行)”する感覚で楽しませてくれた。今回の2nd SEASONもタイムトラベル感覚で楽しむことのできる内容になっていた。オープニングSEが流れる中、バンドメンバーたちが登場し、続いて槇原もステージに現れた。大きく温かい拍手が響く中、1991年にリリースした2ndシングル「ANSWER」からスタート。歌い終わったところで「みなさん、こんばんは!『Makihara Noriyuki Concert 2024 “TIME TRAVELLING TOUR” 2nd SEASON〜Yesterday Once More〜』へようこそお越しくださいました。本当にありがとうございます!」と挨拶をして、「今回のコンサートは90年代に焦点を当てたコンサートになっております」とコンセプトを説明。「リアルタイムで聴いてくださった方にはとっても懐かしい感じのコンサートになっております。初めて聴く方にとっては、もはや新曲です!新曲を聴くような感じで楽しんでいただければと思います」と呼びかけた。「80Km/hの気持ち」「さみしいきもち」「僕の彼女はウエイトレス」「2つの願い」を披露した後、バンドメンバーを含めたステージ衣装にも触れた。衣装を担当したのは、槇原ファンならお馴染みの「BEAMS」窪浩志氏。ツアー衣装を担当して15年になるという窪氏による今回の衣装は、ツアーのコンセプトに合わせて、90年代の頃に槇原が着ていた服装のエッセンスを取り入れたものになっていて、ブランド“ROMEO GIGLI(ロメオ ジリ)”を意識したものになっているという。その時その時のコンサートの内容に合わせて作られるステージ衣装も槇原のコンサートの楽しみの一つと言える。「I NEED YOU」「BLIND」「THE END OF THE WORLD」といった、本人いわく“ネチネチ楽曲”という陰鬱としたネッチリとした世界観が際立った楽曲たちを聴かせ、「三人」や「キミノテノヒラ」「LONESOME COWBOY」などを楽曲が生まれた経緯やエピソードを交えて披露。楽曲の背景がわかることで曲への没入感も増していく。後半戦に入る前に、「みなさん、曲ごとにいろんな思い出を作ってくださっていると思うんです。いつかみんなで『こんな思い出があった』って反芻し楽しめるような時間がまた持てたらと思って、今回のツアーを行おうと思いました」と、2度目の「TRAVELLING TOUR」開催を決めた思いを伝えた。さらに「今、ほとんど世の中にいいニュースが飛び込んでこなくて、生きるのも大変じゃないですか。ちょっとくらい楽しい気持ちにさせてくれ!って思ったりしますよね。そんな時、90年代の曲だったら楽しい気持ちになってくれるんじゃないかなって思ったんです。90年代って元気だったり、わけもなく前向きだったり、ワクワクしたりしていたので、そういうのをもう一度みんなで思い出せれば」と今回のツアーに込めた思いも語った。サブタイトル「Yesterday Once More」についても「ウォーキングをしていた時に神のお告げのように頭に入ってきた」と話し、「『Yesterday Once More』という曲がアメリカのチャートに入ってきた時、ちょうどベトナム戦争が起きていました。それまでは『行け行け!』というムードだったアメリカに、この曲が流れたことによって『あれ?僕たち何やっているんだろう?戦争してる場合じゃないのに』ってマインドシフトしていったと聞きました。今、誰も望んでない戦争が起こっている時代に、何か音楽の力を信じられたらいいなと思いました」と、カーペンターズの楽曲を引き合いに出して、今の世界情勢を音楽の力で変えられたらという願いも込めていることも伝えた。後半は「No.1」「SPY」「Hungry Spider」といったヒット曲を立て続けに披露し、最後は「どんなときも。」を、立ち上がり手拍子を送るオーディエンス全員と歌って締めくくった。アンコールの声に応えて、再び槇原がステージに登場。そしてここで槇原のMCにより、冬に新たなコンセプトのツアー「マキハラボ」を開催することが発表された。ピアノ、弦、コーラス隊、パーカッション、歌だけで、どこまで世界観を表現できるかという、実験室のようなコンサートにしたいという。これまでとは全く違う形のツアーになりそうだ。11月25日の東京を皮切りに、京都、兵庫、そして、12月26日大阪の7公演がサプライズ告知され会場を大いに沸かせた。そして槇原みずからバンドメンバーを一人ずつ呼び込み、「まだタイムマシンは90年代に留まったままです。90年代の曲をもう一曲お届けします」と言って「北風〜君にとどきますように〜」を歌唱。そして「そうこうしてる間にタイムマシンが現代に戻ってきました。一番新しい曲を聴いてもらいたいんですがいいですか?」と、5月1日に配信リリースした新曲「うるさくて愛おしいこの世界に」を披露した。代表曲の一つ「もう恋なんてしない」を会場のファンとバンドメンバーと共に一体になって大合唱したのち、槇原は舞台に一人残りピアノ弾き語りで「君は僕の宝物」を披露しツアーファイナルは幕を下ろされた。Photo by 四方あゆみ、松村美保<2024年ツアー公演概要>槇原敬之2024年ツアー 「マキハラボ」2024年11月25日(月)開場17:30/開演18:30東京文化会館大ホールキョードー東京0570-550-799(平日11:00-18:00/土日祝10:00-18:00)2024年11月27日(水)開場17:30/開演18:30ロームシアター京都 メインホールキョードーインフォメーション0570-200-888(11:00~18:00※日祝休)2024年11月28日(木)開場17:30/開演18:30ロームシアター京都 メインホールキョードーインフォメーション0570-200-888(11:00~18:00※日祝休)2024年12月16日(月)開場17:30/開演18:30東京文化会館大ホールキョードー東京0570-550-799(平日11:00-18:00/土日祝10:00-18:00)2024年12月23日(月)開場17:30/開演18:30神戸国際会館 こくさいホールキョードーインフォメーション0570-200-888(11:00~18:00※日祝休)2024年12月24日(火)開場17:30/開演18:30神戸国際会館 こくさいホールキョードーインフォメーション0570-200-888(11:00~18:00※日祝休)2024年12月26日(木)開場17:30/開演18:30フェスティバルホールキョードーインフォメーション0570-200-888(11:00~18:00※日祝休)チケット:9,800円(税込)詳細後日発表槇原敬之公式サイト: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年07月15日『HY SKY Fes 2024 & 前夜祭』が、2024年3月22日(金) より3日間にわたり、沖縄県総合運動公園多目的広場で開催された。今年で5回目を迎えたSKY Fesの特徴は、世界一クリーンなFesをめざし、アートとクリーン活動を絡めたさまざまな取組みにある。HYが自ら手がけた廃材アートの装飾だけでなく、楽器作りワークショップでも廃材を使用するなど、ゴミをリユースする取組みを積極的に行っている。会場内で出るゴミへのいくつかのアクションも、注目してほしいポイントだ。SKY Fesでは、各自ゴミの持ち帰りを呼びかけているため、全来場者にゴミ袋を配布している。そのゴミ袋には、前回の名嘉俊(ドラムス)に代わり、今回は沖縄の“新星”イラストレーターとして活動するMs.Little Chico(ミス・リトル・チコ)のイラストが施されている。ただゴミ袋を渡されるより気分が上がるし、なによりかわいい。そのゴミ袋にゴミを入れて持ち帰るのも、また楽しい思い出のひとつとなるだろう。今年も3日間とおして天気に恵まれ、会場の沖縄県総合運動公園多目的広場には全国から2万5000人が来場した。去年の「マスクをしていれば声出しOK」から、今年はマスクも外してOKに!久しぶりの観客の笑顔に、アーティストも観客も一体になって盛り上がった。前夜祭本公演の前日である2024年3月22日(金) 18時より、キャンプサイト脇に設けられたグリーンステージで、前夜祭が開催された。ゲストに沖縄生まれのシンガーソングライター由薫を迎え、約800人に特別なライブを届けた。グリーンステージは、50センチメートルほどの高さの舞台で、前列の観客との距離はわずか1メートルほど。この距離感の近さが、前夜祭の魅力のひとつである。ステージ前はランタンで幻想的にライトアップされ、HYそれぞれが抱くSKY Fesへの想いに耳を傾けた。パネルディスカッションでは、うるま市の市役員を迎え、うるま市の魅力や特産品を紹介。ゲストの由薫も参加し、うるま市の観光大使であるHYとのクロストークで、会場を沸かせた。ネスレ日本株式会社・沖縄エスファウ株式会社・株式会社又吉コーヒー園とのパネルディスカッションでは、沖縄で育てるコーヒーについての説明が繰り広げられた。そして、沖縄でのコーヒープロジェクトをベースに作られた、HYの新曲「明日種〜アシタネ〜」を紹介。中山コーヒー園・又吉コーヒー園で撮影されたMVをみんなで観て、多幸感あふれる曲に会場から拍手が湧き上がった。日が沈みはじめた19時前、ランプの灯りに包まれるなか、いよいよ前夜祭のライブステージがスタート。まずは由薫によるLiveステージ。1曲目は、ドラマの主題歌にもなった「Crystals」を披露。アコースティックギターの音色と、由薫の透きとおった歌声、そして彼女が持つ世界観に、一気に引き込まれた。沖縄でのLiveは今回がはじめてであり、沖縄を想い曲作りをしていることも多いと語り、この舞台に立てる喜びを伝えてくれた。由薫2曲目には雰囲気を変えて、アップテンポな楽曲「Rouge」。力強いギターと声で歌い上げ、3曲目「No Stars」につなげた。沖縄で見る星が大好きで、沖縄のビーチで作ったと、4曲目に「星月夜」を披露。ステージ裏に月がのぼり、雲ひとつない夜空と由薫が放つ音色で、とても美しい世界が広がった。そして最後の曲「sugar」を歌い上げると、大きな拍手と指笛が鳴り響いた。沖縄をルーツにもつ若き歌姫に、すっかり心をつかまれた約20分だった。HYによるアコースティックライブでは、「俺たちもこの時間を楽しみたいと思います」と最初の曲「モノクロ」を披露。手拍子と掛け声のかけ合いで、1曲目から会場は大盛り上がりをみせた。「皆さんに笑ってほしい」と、2曲目に「君のうた」を。「皆さんとの心の距離を近づけたいので」と、歌の途中で観客とのリズム遊びをはさみ、会場をひとつにした。HYメンバー紹介に拍手と指笛が鳴り響くなか、SKY Fesへのそれぞれのメッセージを伝えた。特に仲宗根泉(キーボード・ボーカル)のトークは、前夜祭ならではの魅力がある。そして「みんなの歌です。第二の故郷は沖縄なんだと思いながら聞いてもらえたらうれしい」と3曲目「HAISAI」へつなげた。4曲目は、朝ドラの主題歌にもなった曲「いちばん近くに」を披露。新里英之(ボーカル・ギター)と仲宗根の、せつない歌声が会場中に響きわたり、ふたりの心のこもった一言ひとことが、心のなかに溶け込む時間となった。最後は新曲「明日種〜アシタネ〜」を初披露。サビのダンスをみんなで踊り、スペシャルな時間を終えた。大きな舞台とは違う、目の前でのパフォーマンスに酔いしれ、これからはじまる2日間への期待を最高潮にして、前夜祭を終演した。DAY110時の開場と同時に、うるま市の具志川青年会によるエイサーで来場者をお出迎え。全国から集まった来場者を楽しませた。装飾を前に記念写真を撮ったり、フードエリアで食事やドリンクを買ったり、子どもと会場をまわったりと、早速楽しむ多くの人たち。今年は来場者のスタートが早いように感じた。それだけ、SKY Fesが浸透し、春の恒例フェスとなりつつあるのだろう。メインステージの出演アーティストはHY含め8組。11時15分、オープニングアクトから、『HY SKY Fes 2024』がスタートした。オープニングアクトは、TikTokや路上ライブでZ世代に絶大な人気を誇る、シンガーソングライター冨岡愛。1曲目「I need your love」、2曲目「ぷれぜんと」を続けて歌いあげた。沖縄で歌うのがはじめてで、とても楽しみにしていた。最後まで楽しんでくださいと、3曲目にヒット曲「グッバイバイ」を披露。歓声と拍手が湧くなか、「またお会いできるようにがんばります」とパフォーマンスを終えた。冨岡愛12時ちょうど、歓声と手拍子でHYを迎える観客たち。新里の「みんな元気〜?5回目のSKY Fesへようこそ!HYです!楽しむ準備はいいですか?」の呼びかけで、ウェルカムLiveがスタート。1曲目「AM11:00」のタイトルコールに大歓声があがった。スタンディングエリアには多くの人が詰めかけ、HYのLiveを楽しんだ。「この日のためにテーマソングを作ってきました。今日はその初披露の日です」とのメッセージとともに、SKY FesにかけるHYの想いを伝え、「SKY」を初披露。会場をしっかり温めたウェルカムLiveとなった。HY1組目のアーティストはマッキーこと、槇原敬之。マッキーのことが大好きな仲宗根がまずは登壇し、槇原への想いを語った。自身がアーティストをめざすきっかけとなったのが、槇原の曲だったこと、自分たちの作ったフェスに、憧れの人が出演してくれることへの喜びを、力説した。仲宗根の呼び込みから、槇原のLiveがスタート。1曲目より名曲「もう恋なんてしない」を披露し、一瞬で会場を沸かせた。以前HYのLiveにはじめていき、完全にファンになってしまったと、今日参加できたことへの喜びを伝えた。槇原敬之2曲目「SPY」のタイトルコールでは歓声が湧き上がり、多くの人が、青春時代に想いを馳せたことだろう。続けて「遠く遠く」「僕が一番欲しかったもの」を披露。観客との掛け合いも楽しみ、会場のボルテージを一気に上げた。さらに「どんなときも。」で盛り上げる槇原。新曲「うるさくて愛おしいこの世界に」をやさしく歌いあげ、槇原の心に染みる歌声が会場に響き渡った。そして最後の曲は「世界に一つだけの花」。みんなで一緒に歌い楽しみ、槇原の唯一無二のLiveを終えた。数々の名曲を惜しげもなく歌い続ける槇原は、始終とても楽しそうだった。デビュー34年目の圧倒的なパフォーマンスに、感動を覚えた40分となった。2組目のアーティストは水曜日のカンパネラ。独特な歌詞と曲調、そして個性的なビジュアルで、Z世代のアイコン的存在となった詩羽が登場。ステージ全体を使いながら「ティンカーベル」を歌い、観客を喜ばせた。水曜日のカンパネラ続けて「バッキンガム」を披露。久しぶりの沖縄でのLiveで、3月の暑さに驚いていた詩羽。2曲目「ディアブロ」では「いい湯だね」の掛け合いを楽しみ、「赤ずきん」では、オオカミとともに可愛らしいパフォーマンスで魅せた。そして「聖徳太子」「マーメイド」を続けて披露。詩羽のキュートなビジュアルと特徴的な歌詞、そして彼女の歌声と音楽は、一人でのパフォーマンスに思わせない、圧倒的な存在感だった。ラスト3曲「たまものまえ」「エジソン」「招き猫」を元気に歌いあげ、盛り上げ上手な詩羽にすっかり引き込まれた。3組目にスガ シカオ with FUYUをむかえ、「はじめて参加します。SKY Fes、いいね」とパフォーマンスをスタート。「フォノスコープ」「19才」を続けて歌い、ファンを喜ばせた。スガのギターさばきと、FUYUのドラムテクニックで会場を一気に魅了し、名曲「Progress」を披露すると、各所から歓声と指笛が鳴り響いた。スガ シカオ with FUYU「マッキーの『世界に一つだけの花』は、俺に対しての挑戦状かなー」と、4曲目「夜空ノムコウ」につなげた。ギターソロでスガが歌う「夜空ノムコウ」は、とてもしっとりと色気のあるものだった。そして「黄金の月」「覚醒」「ハチミツ」と、ラストまでの3曲を一気に歌いあげた。最後の曲「ストーリー」では、スガの透明感のある歌声と、高いテクニックのギター音、FUYUのドラムのビートで作り上げられた世界観が、夕刻に近づく時間帯とマッチして、抜群の雰囲気となった。4組目のアーティストDISH//のリハがはじまると、今日一番の観客がスタンディングエリアに詰めかけた。Live前の特別なステージを楽しんだのは、ファンだけではないだろう。改めてメンバーが登壇し、「沈丁花」をファンとともに歌いあげた。DISH//2曲目「Dreamer Drivers」では、北村匠海(Vo/G)が終盤で激しく踊り、続けてアップテンポな曲「勝手にMY SOUL」で会場を沸かせた。沖縄でのLiveは、約5年ぶりだそう。小学生のころにストリートで踊っていた時代に、ゆかりがあったというHYの歌。「自分たちの青春をかたどってくれた方々に、ホームに呼んでいただき光栄です。敬意をこめて、自己紹介をかねて」と、DISH//の代表曲「猫」を披露。少しかげっていた太陽があらわれ、北村を照らす幻想的な瞬間があらわれた。続けて「揺れてゆく」で観客を盛り上げ、「ここから上げてっていいですか?」とアップテンポな曲「No.1」へとつなげた。6曲目「JUMPer」では観客と元気に飛び跳ね、最後は「HAPPY」で締め、とてもエネルギッシュなステージを魅せてくれた。真っ赤にライトアップされたステージに、真っ赤な衣装のダンサーを引き連れて登場した加藤ミリヤ。圧倒的な存在感で、会場が一瞬にして湧きあがった。ヒット曲「Respect Me」を歌うと、会場内から大きな声援と指笛が鳴り響いた。SKY Fesでは子連れ客を多く見かけ、過去に楽曲を聞いていた人たちが、いまこうして親になっていることを、ミリヤ自身の状況と重ね合わせて感じたようだった。加藤ミリヤ当時の懐かしい気持ちを思い出しながら、聞いてもらえるようにと選んだ「今夜はブギーバック」「夜空」「このままずっと朝まで」「Love Forever」「SAYONARAベイベー」を、メドレーにして届けた。思い出深い名曲に、観客のテンションはMAXに。続けて新曲「No No No」を歌い、MCへ。SKY Fesと仲宗根への感謝を伝え、仲宗根と一緒に過去に作った楽曲「YOU... feat. 仲宗根泉」を披露。ステージが紫にライトアップされ幻想的な雰囲気のなか、魂がこもったふたりの歌声は、圧巻そのものだった。ラスト2曲「DEVIL KISS」「KILL MY LOVE」を、ダンスパフォーマンスとともに歌いあげ、歌姫の存在感をしっかり残した40分だった。DAY1のトリを飾るのは、沖縄出身のアーティストMONGOL800。今日イチの盛り上がりを見せたモンパチのパフォーマンスは、「あなたに」からスタート!「あーなーたーに、あいたくて」の大合唱を起こし、会場のボルテージは最高潮に。2曲目「PARTY」では、パーティダンサー・粒マスタード安次嶺(あしみね)を舞台に呼び込み、曲に合わせて踊りまくる彼の姿に、おおいに楽しんだ観客。MONGOL800次の曲「OKINAWA CALLING」でも、踊りくるう粒さんのダンスに、すっかり心をつかまれてしまった人も多くいただろう。「RUM RUM RUM」では、子どもたちも一緒に踊り、まさにみんなで楽しむ時間となった。5曲目は、想いを込めて「pray」を披露。最後は「小さな恋のうた」で、みんな一緒に大合唱を楽しんだ。アンコールには「琉球愛歌」で応えたモンパチ。エイサーの演舞とともに、沖縄ならではのパフォーマンスを届けてくれた。続けて「シャボン玉」「DON’T WORRY BE HAPPY」で、SKY Fesならではのスペシャルな時間を作ってくれたモンパチ。楽しませ上手な彼らならではの、子どもから大人まで、たくさんの笑い声と掛け声であふれるLiveとなった。今日帰る人も、そのままキャンプ泊する人も、明日も来る人も、余力を残さず最後まで存分に楽しみ、クタクタになったDAY1だった。DAY2最高気温26度と、3月とは思えない暑さのなか、来場者たちが会場へと足を急がせた。頭にSKY Fesのタオルをのせ、暑さ対策をしっかりととる来場者たち。メインステージの出演アーティストは、HY含め8組。太陽がギラギラと照りつけるなか、オープニングアクトから「HY SKY Fes 2024」最終日がスタートした。オープニングアクトは、2024年2月にデビューしたばかりの、奇才のバンドグループと期待が高い名無し之太郎。美しいピアノの音色が響くなか、林(Vo)の新人とは思えない堂々としたMCで、パフォーマンスをスタートさせた。「ドライブ」「融界」「我儘」の3曲を続けて披露。おしゃれなサウンドに、会場が確かにあたたまるのを感じた。しっかりと挨拶をする彼らの姿に、好青年の印象をもった人も多いだろう。これからの活躍が楽しみだ。名無し之太郎1組目のアーティストは、川崎鷹也。呼び込みからすでに大盛り上がりの会場。1曲目「カレンダー」での圧倒的な歌唱力に、一瞬にして惹き込まれた。続けて「愛の歌」「君の為のキミノウタ」では、やさしい音色で会場を包んだ。川崎鷹也「夢のような舞台に立てたことを誇りに思います」と伝え、代表曲である「魔法の絨毯」を披露。「28歳の若造が、きっと俺なんかより頑張っているあなたに、あえてがんばれというひとことをささげたいと思います。昨日よりも今日、今日よりも明日、1回でも多くあなたが笑えるように。明日からの未来が少しだけ豊かになるような。そんな想いを込めて」とのメッセージを添えて、5曲目「またね、ヒーロー」を届けた。最後の曲「ほろ酔いラブソング」では、手拍子とコール&レスを楽しんでほしいと、会場を最高に盛り上げLiveを終えた。深々と頭を下げ、持ってきたピックをすべて場内に投げるなど、始終観客を楽しませた川崎。彼のやさしさとメッセージあふれるステージとなった。「肝高の阿麻和利」は、HYの地元でもある、沖縄県うるま市の中高校生が出演する現代版組踊。「肝高の阿麻和利」とは、沖縄に古くから伝わる伝統芸能「組踊」をベースに、現代音楽とダンスを取り入れて、勝連城10代目城主「阿麻和利」の半生を描く、いわば「沖縄版ミュージカル」だ。肝高の阿麻和利本編2時間の演舞をショートバージョンにして、沖縄の伝統芸能を届けた。沖縄ならではのパフォーマンスに、特に県外からの来場者が喜んでくれたのは、彼らにもしっかりと伝わっただろう。子どもたちにとって、ビッグアーティストと同じ舞台に立つ経験は、唯一無二のものとなったに違いない。3組目はロックバンドMONKEY MAJIKによるパフォーマンス。1曲目「虹色の魚」でスタートしたMONKEY MAJIKのステージは、2曲目「Around The World」であっという間に会場をロックフェスの世界観へといざなった。MONKEY MAJIK続いて名曲「Change」では、自然と手拍子がうまれ、多くの観客が彼らのLiveを心から楽しみにしていたのが伝わった。そして「fly」「ただ、ありがとう」「Livin’ in the sun」の3曲を披露し、7年ぶりの沖縄でのLiveに、喜びを伝えた。そしてラストまで2曲「Together」「Safari」を歌うと、スタンディングエリアはほぼ満員状態に。ヒット曲「空はまるで」をラストに、パフォーマンスを終えたMONKEY MAJIK。多くの人が彼らの世界観を楽しみ、余韻が残るLiveとなった。スタンディングエリアを満員状態にしたまま、ラッパー/シンガーちゃんみなのLiveがスタート。今日一番の歓声が湧き上がるなか、「美人」「Picky」と、クールなパフォーマンスで魅せるちゃんみなに、会場のボルテージが爆発した。ちゃんみな「ハレンチ」ではセクシーなダンスパフォーマンスでファンを喜ばせ、4曲目「B級」を歌い終えると、MCではパフォーマンスとは違った可愛らしい顔をみせた。「涼しくしてくれる曲たちを歌ってみようかなと思います」と「サンフラワー」「Call」を続けて披露。「このSKY Fesは子どもに夢だったり、勇気を与える素敵なフェスティバルだって聞きました。みんな音楽って楽しいってこと、一緒に楽しもう!」と「Never Grow Up」へとつなげた。8曲目「You Just Walked In My Life」をポップに歌いあげ、沖縄でパフォーマンスができることにワクワクしながらふだん歌わない曲を選んだと、SKY Fesのセットリストは特別なものであることを伝えた。そして最後まで3曲「CHOCOLATE」「ボイスメモNo.5」「Angel」を力強く届けた。「沖縄楽しかったです!私のことみんなの涙だと思ってほしい。あなたが泣いてる限り、ずっと歌って踊るから、私に任せてください!」と、心強いメッセージを残し、エネルギッシュなステージとなった。氣志團によるパフォーマンスは、ドラムソロからスタートした。それぞれのイメージカラーの特攻服で登場したメンバーに、観客は大盛り上がり。「俺達には土曜日しかない」「氣志團がやって来たオラ!オラ!オラ!」「恋人」「ジゴロ13」「喧嘩上等」を続けて披露し、しっかりと会場をあたためた。MCでは、弟家族が沖縄に住んでいて、だから第2の故郷のように感じると伝えた綾小路翔。5曲目「強い気持ち・強い愛」では5人のハーモニーからイントロをスタートさせ、美しい音色で観客を魅了した。氣志團そしてみんなのお待ちかね「One Night Carnival」!続くMCではメンバーとOne Night Carnivalにまつわるコントを見せ、観客を大いに楽しませた。One Night Carnivalは2001年の曲であり、いつまでも歌っていることを反省しましたと、新曲「One Night Carnival 2024 ~PM11:00~」をタイトルコール。「One Night Carnival」とHYの「AM11:00」のマッシュアップ版を歌い、会場は大爆笑。エンターテインメントに溢れた楽しいパフォーマンスを終えた。この瞬間を待ち望んだ観客の、大きな拍手に迎えられ、沖縄県出身のラッパーAwichが登場。圧倒的な存在感で「THE UNION」「Guerrilla」「ALI BABA」の3曲を歌いあげた。「恥を捨てて一緒に楽しみましょう。そして隣にいる人が恥を捨てて楽しんでいたら、その人を祝福してあげてください。やさしい目で見守ってあげてください。そしてそのエネルギーを自分にも伝染させてください。それが私なりの美学です」Awichの魂がこもる言葉に続けて、「Bad Bitch美学」「洗脳」「WHORU?」「GILA GILA」「Remember」をメドレーで届けた。Awich彼女のパフォーマンスは、スタンディングエリアで思い切り楽しんだ方がよい。見ていて羨ましくなるほど、楽しそうな人で溢れた。そして、大切な琉球の言葉を継承し、自分なりの言葉で作ったという「琉球愛歌Remix」を、やさしい音色で聴かせてくれた。最後3曲は、SKY Fesならではの特別な演出を用意。沖縄で活動するラッパー柊人を呼び込み、「柊人-好きなこと」を披露。「RASEN in OKINAWA」では途中でCHICO が登場し、存在感のあるステージをみせてくれた。そのまま「CHICO CARLITO -Let Go feat.柊人」を圧巻のパフォーマンスで歌い、多くの観客がこの瞬間に、ここにいれたことに酔いしれたことだろう。柊人とCHICOを舞台に残したまま、SugLawd FamiliarのVanity.K、OHZKEYを呼び込み、フルメンバーで最後の曲「LONGINESS REMIX」に入ったときには、観客のボルテージが最高潮となったのはいうまでもない。この40分は、AwichからSKY Fesに参加した全員への、スペシャルなGIFTとなった。『HY SKY Fes 2024』の大トリを務めるのは、もちろんHY!観客たちが手拍子で迎えるなか、カチャーシーでメンバーが登場。3日間の大トリを思い切り楽しむ準備を万端にして、最後のLiveをスタートした。HY1曲目はキッズダンサーとともに踊りながら、新曲「明日種~アシタネ~」を披露。そして名曲「AM11:00」、楽曲の世界観に着想を得て制作される4月期放送の月9ドラマ「366日」の主題歌「366日(Official Duet ver.)」と続いた。仲宗根と新里の、オフィシャルデュエットバージョンで魅せた「366日」は、多くの人の心に響いたことだろう。「沖縄のやさしい風に包まれましょう」と4曲目「3月の陽炎」をしっとりと歌いあげ、琉球國祭り太鼓とともに「時をこえ」を届けた。沖縄民謡のように歌いあげる仲宗根の美しい声に、さっきまで盛り上がっていた観客も静かに聴き入っていた。雰囲気を一変させ、アップテンポな曲「隆福丸」へ。大人も子どもも、手拍子と大合唱とジャンプで大盛り上がりをみせた。大きな声で叫ばれたアンコールには、子どもの可愛らしい声もたくさん聞こえ、「ホワイトビーチ」で応えたHY。「これまで何百回も歌ってきたけど、最高の1回に皆さんでしませんか」との新里のメッセージに、観客もしっかりと応えた数分間だった。そして最後にAwichをサプライズで呼び込み、「ホワイトビーチ」をコラボする、最高の瞬間を迎えた。「2024年があなたにとって最高の飛躍の年になるように」とのメッセージを添えて、HYとAwichと、そして大人も子どももみんなで思い切り楽しみ、全員がひとつとなって、「HY SKY Fes 2024」は幕を閉じた。HY with AwichHYメンバーが地元沖縄で「地球と子どもたちと未来のために」できることはないかと考え、生み出されたSKY Fes。子どもたちの大きな夢やチャンス、家族みんなでつながっていく大切な時間になればというHYの思いのとおり、多くの人にとって大切な場面となったことだろう。そしてSKY Fesの魅力は、なんといってもHY自身にある。彼らの感謝を忘れない気持ちややさしさ・あたたかさが、SKY Fesに参加するたびに伝わり、すっかり好きになった人も多いはず。「いーずーは、みんなのお母さん」と、各アーティストから慕われるHY。その魅力にまだ気がついていない人は、ぜひ参加してほしい。HYを好きになり、あたたかい気持ちになれるはず。『HY SKY Fes 2025 & 前夜祭』は、2015年3月14日(金)・15日(土)・16日(日) に開催予定。次回がまた楽しみだ。なおこの3日間の模様は、2024年5月3日(金・祝) 19時から23時30分、CSチャンネルフジテレビNEXTにて独占放送されることが決定している。Text:五十嵐梨花Photo:G-KEN / 根原奉也 / 仲本潤<公演情報>『HY SKY Fes 2024 & 前夜祭』3月22日(金) ~24日(日) 沖縄・沖縄県総合運動公園多目的広場セットリスト3月22日(金)■由薫M1. CrystalsM2. RougeM3. No StarsM4. 星月夜M5. sugar■HYM1. モノクロM2. 君のうたM3. HAISAIM4. いちばん近くにM5. 明日種〜アシタネ〜3月23日(土)■冨岡愛M1. I need your loveM2. ぷれぜんとM3. グッバイバイ■HYM1. AM11:00M2. SKY■槇原敬之M1. もう恋なんてしないM2. SPYM3. 遠く遠くM4. 僕が一番欲しかったものM5. どんなときも。M6. うるさくて愛おしいこの世界にM7. 世界に一つだけの花■水曜日のカンパネラM1. ティンカーベルM2. バッキンガムM3. ディアブロM4. 赤ずきんM5. 聖徳太子M6. マーメイドM7. たまものまえM8. エジソンM9. 招き猫■スガ シカオ with FUYUM1. フォノスコープM2. 19才M3. ProgressM4. 夜空ノムコウM5. 黄金の月M6. 覚醒M7. ハチミツM8. ストーリー■DISH//M1. 沈丁花M2. Dreamer DriversM3. 勝手にMY SOULM4. 猫M5. 揺れてゆくM6. No.1M7. JUMPerM8. HAPPY■加藤ミリヤM1. Respect MeM2. メドレー(今夜はブギーバック・夜空・このままずっと朝まで・Love Forever・SAYONARAベイベー)M3. No No NoM4. YOU... feat. 仲宗根泉M5. DEVIL KISSM6. KILL MY LOVE■MONGOL800M1. あなたにM2. PARTYM3. OKINAWA CALLINGM4. RUM RUM RUMM5. prayM6. 小さな恋のうたM7. 琉球愛歌M8. シャボン玉M9. DON’T WORRY BE HAPPY3月24日(日)■名無し之太郎M1. ドライブM2. 融界M3. 我儘■川崎鷹也M1. カレンダーM2. 愛の歌M3. 君の為のキミノウタM4. 魔法の絨毯M5. またね、ヒーローM6. ほろ酔いラブソング■肝高の阿麻和利M1. ダイナミック琉球 short ver.M2. 伝令M3. 安波節M4. 伊計離島M5. 棒術M6. あまわり誕生〜歓喜M7. 肝高の詩■MONKEY MAJIKM1. 虹色の魚M2. Around The WorldM3. ChangeM4. flyM5. ただ、ありがとうM6. Livin’ in the sunM7. TogetherM8. SafariM9. 空はまるで■ちゃんみなM1. 美人M2. PickyM3. ハレンチM4. B級M5. サンフラワーM6. CallM7. Never Grow UpM8. You Just Walked In My LifeM9. CHOCOLATEM10. ボイスメモNo.5M11. Angel■氣志團M1. 俺達には土曜日しかないM2. 氣志團がやって来た オラ!オラ!オラ!M3. 恋人〜ジゴロ13M4. 喧嘩上等M5. 強い気持ち・強い愛M6. One Night CarnivalM7. One Night Carnival 2024〜PM11:00〜M8. One Night Jamboree■AwichM1. THE UNIONM2. GuerrillaM3. ALI BABAM4. Bad Bitch美学M5. 洗脳M6. WHORU?M7. GILA GILAM8. RememberM9. 琉球愛歌RemixM10. 柊人-好きなことM11. RASEN in OKINAWA(Awich & CHICO CARLITO Ver.)M12. CHICO CARLITO -Let Go feat.柊人M13. LONGINESS REMIX■HYM1. 明日種~アシタネ~M2. AM11:00M3. 366日(Official Duet ver.)M4. 3月の陽炎M5. 時をこえM6. 隆福丸M7. ホワイトビーチ(with Awich)<リリース情報>HY「366日(Official Duet ver.)」配信中※フジテレビ系月9ドラマ『366日』主題歌配信リンク:<番組情報>『HY SKY Fes 2024』5月3日(金・祝) 19:00~23:30 フジテレビNEXT ライブ・プレミアムで放送※DAY1、DAY2ライブの模様を中心にSDGsをコンセプトにしたフェスの舞台裏を追加番組公式サイト:<ライブ情報>HY 25th Anniversary TOUR9月22日(日) 沖縄・那覇文化芸術劇場 なはーと 大劇場9月28日(土) 東京・ひの煉瓦ホール(日野市民会館)9月29日(日) 東京・かつしかシンフォニーヒルズ モーツァルトホール10月12日(土) 愛知・名古屋市公会堂 大ホール10月13日(日) 静岡・焼津市大井川文化会館 ミュージコ10月26日(土) 千葉・印西市文化ホール10月27日(日) 埼玉・狭山市市民会館11月9日(土) 兵庫・神戸文化ホール 大ホール11月10日(日) 奈良・なら100年会館 大ホール11月23日(土) 新潟・上越文化会館 大ホール11月24日(日) 福井・敦賀市民文化センター 大ホール12月7日(土) 宮城・仙台電力ホール12月8日(日) 岩手・花巻市文化会館 大ホール12月14日(土) 熊本・熊本城ホール メインホール12月15日(日) 福岡・福岡サンパレス ホテル&ホール2025年1月18日(土) 香川・サンポートホール高松 大ホール2025年1月19日(日) 高知・高知市文化プラザかるぽーと 大ホール2025年1月25日(土) 山口・渡辺翁記念会館2025年1月26日(日) 島根・島根県芸術文化センター グラントワand more公式サイト:
2024年03月26日デビュー35周年を迎えたシンガーソングライターの辛島美登里が、ニューアルバム『Coral』を3月6日(水) にリリースすることが決定した。10年ぶり、通算16枚目のオリジナルアルバムとなる本作には、槇原敬之の提供曲「Favorite Phrase」や、デビュー時以来の盟友である永井真理子とのデュエット曲「Keep On “Keeping On”」「シロツメクサ」を含む全11曲が収録される。「Keep On “Keeping On”」は1989年に辛島が永井に提供した楽曲。アルバム『Miracle Girl』に収録され、今回初めてふたりのデュエット曲としてセルフカバーされている。また「シロツメクサ」は今回のアルバム用に書き下ろした新曲となっている。また「Favorite Phrase」はアルバム発売に先駆け、2月7日(水) に配信リリースされる。さらにボーナストラックとして、デビューシングル『時間旅行』のカップリング曲「最後の手紙」を初めてピアノで弾き語りしたスタジオライブヴァージョンが収められる。サウンド・プロデューサーは長らくの盟友でもあり、多くの作品のヒットメーカーとして知られる十川ともじ。アートワークとカメラマンは、デビュー時期のほとんどの辛島の作品を手がけていた田島照久で、1995年のアルバム『IN YOUR EYES』以来のコラボレーションとなる。レコーディングとミキシングエンジニアは、2023年第65回グラミー賞の最優秀グローバル・ミュージック・アルバムを受賞したMasa Takumi『Sakura』のエンジニアとして知られる小寺秀樹が務めた。さらに、3月30日からはスペシャルゲストに永井を迎えた全国ツアー『辛島美登里35thConcertTour2024 〜Coral 35〜』が開催される。■辛島美登里 コメントアルバム制作にあたり、以前から大好きだった槇原敬之さんに楽曲依頼をしたところ、「『自分を応援してくれた祖母の口癖をお守りにしている』と語った人に向けて作った歌をずっと温めていて、辛島さんにぴったりかなと思って」と原曲を送ってくださいました。私のアイデアもプラスし、無条件で愛を注ぎ応援してくれる人、歌に関わる人が幸せになってくれたら、という想いで出来上がった「Favorite Phrase」。ぜひたくさんの皆様に聴いていただきたいです。デビューのきっかけになった永井真理子さんとの初デュエットや、コロナ禍を経て、35周年を迎えられた私からあなたへの感謝を『Coral』全曲に詰め込みました。■永井真理子 コメント辛島美登里さんのニューアルバム『Coral』にデュエットで2曲参加させて頂きました。1989年に辛島さんから楽曲提供していただいたバラード「Keep On“Keeping On”」はPOPにリアレンジされており、明るい未来が広がってゆくようなワクワク感満載で歌わせて頂きました。新曲「シロツメクサ」は二人の出会いから再会までのストーリーを辛島さんが歌詞にしてくださったとのことで、デビュー35周年をお祝いさせていただくはずが逆に私がプレゼントを頂いたような特別な1曲となりました。胸キュンものの楽曲達を沢山の皆様に聴いていただけたら幸せです。<配信情報>辛島美登里「Favorite Phrase」2月7日(水) 配信リリース<リリース情報>辛島美登里 ニューアルバム『Coral』3月6日(水) リリース価格:3,300円(税込)【収録内容】01. Favorite Phrase作詞作曲:槇原敬之 with 辛島美登里02. 人魚の恋~風になって~作詞作曲:辛島美登里03. Keep On“Keeping On” (Duet Version) (辛島美登里&永井真理子)作詞:永野椎菜作曲:辛島美登里04. 3months~止まった地球(ほし)~作詞作曲:辛島美登里05. 逢いたくて作詞作曲:辛島美登里06. シロツメクサ (辛島美登里&永井真理子)作詞作曲:辛島美登里07. エスポワール作詞作曲:辛島美登里08. 卒業記念日作詞:辛島美登里作曲:中崎英也09. 日常作詞作曲:辛島美登里10. 忘れないで作詞作曲:辛島美登里11. [BONUS TRACK] 最後の手紙 (Studio Live Version)作詞作曲・編曲:辛島美登里<ツアー情報>辛島美登里35thConcertTour2024 〜Coral 35〜3月30日(土) 愛知・Niterra日本特殊陶業市民会館ビレッジホール4月13日(土) 兵庫・兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール4月27日(土) 東京・きゅりあん8F大ホール※各公演 開場16:30 / 開演17:00Special Guest:永井真理子Member:十川ともじ(Piano&Keyboard)、伊藤ハルトシ(Cello&Guitar)、鳥越啓介(Bass)、はたけやま裕(Percussion)チケット情報:()オフィシャルサイト&FCサイト:
2024年01月10日10月25日(水) に発売される、さだまさしのトリビュートアルバム『みんなのさだ』のティザー映像第1弾が公開された。さだのデビュー50周年を記念した本作には14組のアーティストが参加しており、公開されたティザー映像では、アルバムの1曲目から3曲目に収録されている「道化師のソネット/ゆず」「案山子/槇原敬之」「秋桜/上白石萌音」の一部を聴くことができる。今後も発売日に向けて毎週水曜日にティザー映像の公開が予定されており、10月11日(水) には「風に立つライオン/三浦大知」「雨やどり/福山雅治」「精霊流し/高橋優」「主人公/折坂悠太」の4曲が公開される予定だ。『みんなのさだ』ティザー映像第1弾<リリース情報>さだまさし デビュー50周年記念トリビュートアルバム『みんなのさだ』10月25日(水) リリース価格:3,850円(税込)さだまさし デビュー50周年記念トリビュートアルバム『みんなのさだ』ジャケット【収録曲 / 参加アーティスト】01. 道化師のソネット/ゆず02. 案山子/槇原敬之03. 秋桜/上白石萌音04. 風に立つライオン/三浦大知05. 雨やどり/福山雅治06. 精霊流し/高橋優07. 主人公/折坂悠太08. 修二会/木村カエラ09. 新約「償い」/MOROHA10. まほろば/T字路s11. 北の国から~遙かなる大地より~/葉加瀬太郎12. 関白宣言/wacci13. 防人の詩/琴音14. 虹~ヒーロー~/MISIA※「防人の詩」(2021年作品)「雨やどり」(2015年作品)以外は新録音作品。※“新約「償い」”は、原曲「償い」にインスパイアされた令和版完全新曲。関連リンクオフィシャルアーティストサイト:オフィシャルレーベルサイト:: Official X: YouTube Channel:
2023年10月04日さだまさしのデビュー50周年記念トリビュートアルバム『みんなのさだ』が、さだのデビュー記念日となる10月25日(水) にリリースされることが決定した。本作には、さだをリスペクトする折坂悠太、上白石萌音、木村カエラ、琴音、高橋優、T字路s、葉加瀬太郎、福山雅治、槇原敬之、三浦大知、MISIA、MOROHA、ゆず、wacciの14組が参加。各アーティストの収録曲は以下の通り。【参加アーティスト / 楽曲】・折坂悠太「主人公」・上白石萌音「秋桜」・木村カエラ「修二会」・琴音「防人の詩」・高橋優「精霊流し」・T字路s「まほろば」・葉加瀬太郎「北の国から~遙かなる大地より~」・福山雅治「雨やどり」・槇原敬之「案山子」・三浦大知「風に立つライオン」・MISIA「虹~ヒーロー~」・MOROHA「新約「償い」」・ゆず「道化師のソネット」・wacci「関白宣言」なお、「防人の詩」(2021年作品)、「雨やどり」(2015年作品)以外は新録音作品で、「新約「償い」」は原曲「償い」にインスパイアされた令和版完全新曲となっている。プロデューサーは寺岡呼人が務めた。また『さだまさし50th Anniversary コンサートツアー2023~なつかしい未来~』アンコール公演の開催が発表された。アンコール公演は、2024年1月29日(月)・30日(火)、2月27日(火)・28日(水) に東京国際フォーラム・ホールA、2月13日(火)・19日(月)、3月12日(火)・13日(水) にフェスティバルホールにて、それぞれ「グレープナイト」「工務店ナイト」「管もナイト」「弦もナイト」の“4夜公演”が予定されている。<リリース情報>さだまさし デビュー50周年記念トリビュートアルバム『みんなのさだ』10月25日(水) リリース価格:3,850円(税込)さだまさし デビュー50周年記念トリビュートアルバム『みんなのさだ』ジャケット【参加アーティスト / 楽曲】・折坂悠太「主人公」・上白石萌音「秋桜」・木村カエラ「修二会」・琴音「防人の詩」・高橋優「精霊流し」・T字路s「まほろば」・葉加瀬太郎「北の国から~遙かなる大地より~」・福山雅治「雨やどり」・槇原敬之「案山子」・三浦大知「風に立つライオン」・MISIA「虹~ヒーロー~」・MOROHA「新約「償い」」・ゆず「道化師のソネット」・wacci「関白宣言」※「防人の詩」(2021年作品)「雨やどり」(2015年作品)以外は新録音作品。※“新約「償い」”は、原曲「償い」にインスパイアされた令和版完全新曲。関連リンクオフィシャルアーティストサイト:オフィシャルレーベルサイト:: Official X: YouTube Channel:
2023年09月01日10月8日(日) ・9日(月・祝) に京都梅小路公園 芝生広場で開催される、くるり主催の音楽イベント『京都音楽博覧会2023 in 梅小路公園』の全出演者が発表された。『京都音楽博覧会』は、京都市の中心部に位置する梅小路公園を舞台に、2007年から毎年行われているくるり主催のイベント。17年目となる今回は初の2Daysでの開催となる。今回の発表で両日出演のくるりに加え、初日にマカロニえんぴつ、中村佳穂、羊文学、ハナレグミ、槇原敬之、2日目にSaucy Dog、坂本真綾、sumika、角野隼斗、Tigran Hamasyan “StandArt”、秦 基博の出演が決定。チケットは、くるりオフィシャルサポーターズクラブ「純情息子」3次先行受付と、オフィシャル先行受付を7月9日(日) まで実施中。<イベント情報>京都音楽博覧会2023 in 梅小路公園10月8日(日)・9日(月・祝) 京都梅小路公園 芝生広場開場10:00 / 開演12:00『京都音楽博覧会2023 in 梅小路公園』告知画像【出演】DAY1:マカロニえんぴつ / 中村佳穂 / 羊文学 / ハナレグミ / 槇原敬之 / くるりDAY2:Saucy Dog / 坂本真綾 / sumika / 角野隼斗 / Tigran Hamasyan “StandArt” / 秦 基博 / くるり【チケット情報】前売り11,000円(音博シート付) / 当日13,000円(音博シート付)学生チケット:前売り8,500円(音博シート付) / 当日9,500円(音博シート付)2日間通しチケット:19,000円(音博シート付) / 2日間通し学生チケット:15,000円(音博シート付)チケット情報はこちら:<配信情報>くるり「In Your Life」配信中くるり「In Your Life」ジャケット配信リンク:<リリース情報>くるり 14thアルバム『感覚は道標』10月4日(水) リリース●生産限定盤(CD+Tシャツ):6,900円(税込)※SIZE:unisex / Lサイズ相当予約URL:●通常盤(CD):3,400円(税込)予約URL:【収録曲】(曲順未定)・happy turn・I’m really sleepy・California Coconuts・In Your Life・馬鹿な脳・朝顔・Window・おばけのピーナッツ・LV69・no cherry no deal・doraneco・世界はこのまま変わらない・aleha※楽曲タイトル表記及び収録曲数は変更となる場合があります。オリジナル特典情報はこちら:特設サイト:<作品情報>映画『くるりのえいが』10月13日(金) 全国劇場3週間限定公開&デジタル配信開始映画『くるりのえいが』ティザー画像映画公式サイト:映画公式Twitter:「くるりのえいが」Film Partners関連リンクオフィシャルサイト:::::
2023年06月30日通勤や通学などの移動時間は、読書をしたり、考え事をしたりと、さまざまな過ごし方があります。中でも、イヤホンをつけて何かを視聴中の人を見かけることは多いでしょう。イラストレーターの、やまもとりえ(rinpotage)さんは、20代前半の頃に大阪に移り住んでから、ラジオを聴き始めたといいます。ライフスタイルを変えた『あるもの』大阪に友人がおらず、家で過ごすことが多かったという、当時のやまもとさん。しかし、『あるもの』を見つけてからは、ライフスタイルが少しずつ変わっていったようです。ラジオを聴くようになったやまもとさんは『聞こえてくる人の声』に安心し、ふと、家族や友人の存在を思い出しました。実家で暮らしていた頃は、誰かの声が自然と聞こえてくる環境だったのです。ほんのりさびしさを覚えた次の瞬間、ラジオから流れてきた『ある1曲』に、ハッとさせられたのでした…!「世界が少しだけ変わって見えた」1曲とはラジオから流れてきたのは、シンガーソングライターの槇原敬之さんによる楽曲『遠く遠く』。『遠く遠く離れていても…』という歌い出しで始まるこの曲は、テレビCMに起用されるなど、槇原さんの代表曲の1つとして知られています。曲に励まされ、視線を上げたやまもとさんの目に入ったのは、自分と同じようにイヤホンをしている、町ゆく人たちの姿。「あの人も、この人も、自分の好きな音楽をお供にして、今日という日を乗り越えているのかもしれないな」と、感心したのでした。「寄り添ってくれているみたい」エピソードに共感の声槇原さんの『遠く遠く』の歌詞をなぞるような、やまもとさんのエピソード。ラジオから聞こえてくる人の声や音楽に励まされたというストーリーには、「めっちゃ分かる!」という共感とともに、数々のコメントが寄せられました。・慣れない学校生活に心が折れそうになっていた時、ラジオの深夜番組で、中島みゆきさんの『ファイト』が流れてきて、号泣してしまいました…。・東日本大震災の時、ラジオから流れてきた、ロックバンド『GLAY』の『生きてく強さ』を、ふと口ずさんでいる自分がいて、少しだけ元気を取り戻したなぁ。・ラジオって、近くで寄り添ってくれているみたいで、いいですよね。やまもとさんは、当時の心境について、「世界が少しだけ変わって見えた」と振り返っています。ラジオから流れてくる人の声や音楽は、もしかしたら、あなたの背中も押してくれるかもしれませんね。[文・構成/grape編集部]
2023年04月26日くるり主催のライブイベント『京都音楽博覧会2022 in 梅小路公園』が10月9日に京都・梅小路公園 芝生広場で開催された。『京都音楽博覧会』は、くるりが2007年から京都市中心部にある梅小路公園を舞台に毎年開催しているイベントで、これまでに国内外から多くのアーティストを招聘。だが、近年の新型コロナウイルス感染拡大の影響により、2020年は京都の老舗ライブハウス・拾得、2021年はくるりの母校である京都・立命館大学にある以学館と学生会館から配信ライブとして実施。今年は梅小路公園での開催が3年ぶりに実現した。イベントは岸田繁(Vo&Gt)、佐藤征史(Ba&Vo)による恒例の開会宣言で幕開け。通算16回目にして久しぶりの現地開催に、佐藤が「音博が始まった年に生まれたお子さんも来てくれてるかもしれないよね」と感慨深げに会場を見渡し、岸田は「今年は梅小路に帰ってくることができました、ただいま!」と満場の観衆に感謝を告げる。そして、「今年は若いアーティストに出演していただこうというとき、真っ先に名前が挙がって。くるりの遺伝子を引き継ぐところもあり、さっき会ったら何だかキラキラしてました(笑)」と岸田から紹介を受けたトップバッターは、マカロニえんぴつ。冒頭からくるりの「尼崎の魚」を一節カバーしリスペクトを表した後も、「レモンパイ」「洗濯機と君とラヂオ」等ライブ映えするナンバーを連発。マカロニえんぴつMCでは、「ロックにおいて先陣を切って道を切り拓いてくれて、曲を作る上では教科書にもなっている。ずっとリスナーだったので、呼んでいただいたときは感無量でした」と、はっとり(Vo&Gt)が思いを述べる。後半戦も、岸田がはっとりとの雑誌の対談企画でフェイバリットに挙げた「恋人ごっこ」や、人気曲の「ヤングアダルト」などを惜しみなく披露し、「大好きなくるりがくれた出会いに感謝します。この後はお客さんとして楽しみたいと思います。もっともっと京都に来たいと思いました」と、最後の「なんでもないよ、」までみずみずしいメロディを届け続けた。今年は全国各地のフェスのラインナップに名を連ね、先述のマカロニえんぴつと共に2022年を代表するアーティストの一組と言っても過言ではない二番手のVaundy。岸田が「2022年、一番歌がうまいと思った」と称賛すれば、佐藤が「本当に老若男女のファンがいるのがすごい」と感嘆の声を上げるのも納得の才気溢れるパフォーマンスを冒頭から展開し、「不可幸力」「踊り子」では自ずとハンズアップが巻き起こる。Vaundyくるりとも縁の深いドラマー・BOBOのリズムに支えられ、きらめきと切なさが同居する「恋風邪にのせて」や叙情の極みたる「走馬灯」など、比類なきソングライティング力をまざまざと感じさせていく。その後も、「裸の勇者」「東京フラッシュ」とやる曲やる曲キラーチューンとも言うべきセットリストで畳み掛け、「雨降り過ぎじゃね?」と時折、客席を気遣いながら、「ラストスパート、いきましょうか!」と「花占い」「怪獣の花唄」で怒濤のエンディング!2000年生まれの次世代のポップスターここにありと証明した、初出演にして鮮烈なステージだった。三番手のAntonio Loureiro & Rafael Martiniは、今年唯一の海外アーティスト。10種類近い楽器を演奏するマルチ奏者・シンガー・コンポーザーのAntonio Loureiroは2015年、コンポーザー・シンガー・鍵盤および弦楽器奏者のRafael Martiniは2017年の『音博』でも素晴らしい演奏で観客を魅了したが、今回は現代ブラジル/南米音楽をリードする2人による最強タッグに。Antonio Loureiro & Rafael Martini岸田も「すごい人とすごい人が一緒にやるとすごい音楽になる」と、その出番を前に誰より高揚している様子で、降雨による機材トラブルに見舞われたものの、その雨がライブをよりドラマチックに演出。舞台中央に向かい合う形で鍵盤とドラムセットが設置され、「Universo」ではRafael、「Me dê a mão」ではAntonioとボーカルをスイッチしつつ、インプロヴィゼーション感のあるスリリングな旋律とビートを創出。静寂と雨音が交差する曲間すら美しい、豊潤でメロウな全6曲の音楽体験となった。岸田も「もう天才でしょ」と太鼓判を押すスリーピースロックバンド・SHISHAMOも、今年の『音博』を象徴する若きアーティストの一組。とは言え、すでに歴戦のライブバンドとしてのキャリアを持つ彼女たちは、1曲目からくるりのカバー「THANK YOU MY GIRL」をさらりとやってのけ、続く「君の目も鼻も口も顎も眉も寝ても覚めても超素敵!!!」でも、余裕と貫禄すら感じる堂々のステージング。SHISHAMO宮崎朝子(Gt&Vo)は、「来月からCDデビュー10周年なんですけど、本当にいろんなことがあって。でも、こうやって素敵なステージに呼んでいただけて、間違ってなかったんだなと思えました」と、くるりへの敬意をカバーだけでなく言葉でも伝え、「夏の恋人」「ハッピーエンド」「夢で逢う」と胸が締め付けられる珠玉のラブソングのゾーンには、オーディエンスもグッと息を飲む。一転、終盤戦はアグレッシブなバンドサウンドで疾走する「狙うのは君のど真ん中」を皮切りに、「明日も」「明日はない」と駆け抜ける!パワフルでタフな存在感に魅了されっぱなしの40分間だった。くるりより上の世代のレジェンドとのマジカルな化学反応も『音博』の見どころの一つだが、今年その役を担うのはご存じ、槇原敬之。佐藤が「知ってるけどライブで見たことがない曲を味わえるのが『音博』」と言えば、岸田が「中学生ぐらいの頃に夢中で聴いてました」と返す期待感を受け、いきなり涙腺を刺激する名曲「遠く遠く」からライブはスタート。梅小路公園に手のひらが舞う絶景を生み出したかと思えば、あのピアノのイントロに一同がざわめいた「どんなときも。」と、たった2曲で今日ここにいてよかったと心底思わせる、槇原敬之の音楽の力に包まれる。槇原敬之「くるりのおかげで、今日のこの場所でコンサートができること、本当に幸せに思ってます。見えてます~?(と手を振る)ちゃんと届くように歌いますので」と、見る者を優しくすくい上げるMCに続いては「LOVE LETTER」へ。先の佐藤の言葉通り、脳裏に刻まれたグッドメロディが次々と目の前で蘇っていく。レパートリーから新旧のアーバンポップを聴かせた「Fall」「Hungry Spider」、無数に伸びる手が声の代わりとなった「僕が⼀番欲しかったもの」、そして、国民的ヒット曲「世界に一つだけの花」と、曲を追うごとにピークを超えていく。ラストは「新しい世界にみんなで行こうという気持ちで作りました」と語った壮大で力強い「宜候」、愛に満ちた「四つ葉のクローバー」で、くるりへとバトンをつないだ。いよいよ『音博』もフィナーレへ。ここでピースの又吉直樹が登場し、「今日は皆さんと同じ一人のくるりファンが、どのようにくるりと関わってきたかを話します」と、椅子に腰掛け朗読を始める。18歳の頃、くるりの「東京」とラジオで出会い、上京した後も、お笑い芸人としての転機に、恋人とのささやかな日々に、何者でもなかった自分のそばに、常にくるりの音楽があった。ここにいる多くのファンと同じように。又吉直樹又吉が重ねたそんな言葉の先に、切々と響くギターが導いたのは、『音博』の開催記念シングルにもなった「真夏日」。土砂降りの雨に打たれ、どこか物悲しくも温かいメロディが広がっていく。岸田繁(くるり)佐藤征史(くるり)淡々と奏でられるギターリフが今なおどうしようもなく胸を揺さぶる「東京」に、聴けば聴くほど心に染み渡る「ハイウェイ」に、まばゆい閃光を浴び放った「潮風のアリア」の神々しさに、何度も何度もくるりのスペシャルさを再確認。「琥珀色の街、上海蟹の朝」に「ばらの花」にと、そのコンポーザーとしてのすさまじい才能に打ちのめされる楽曲群に身を委ねる幸福を、3年ぶりの梅小路公園で改めて思い知った人も多かったことだろう。岸田が「天候はあいにくとなりましたが、皆さんのおかげで素晴らしい日になりました。ありがとうございました」とあいさつし、最後に「奇跡」を万感の表情で歌い上げる。鳴りやまない拍手に応えたアンコールでは、「来年もできたらお越しください、ありがとう!一曲だけやって締めたいと思います。またね!」と、毎年『音博』を締めくくっている「宿はなし」を送り、16回目の宴は幕を閉じた。Text:奥“ボウイ”昌史Photo:井上嘉和<公演情報>京都音楽博覧会2022 in 梅小路公園10月9日(日) 京都梅小路公園芝生広場開場10:00 / 開演12:00出演:くるり、SHISHAMO、槇原敬之、マカロニえんぴつ、Vaundy、Antonio Loureiro & Rafael Martini、又吉直樹(朗読)オフィシャルサイト:<リリース情報>くるり「真夏日」Now On Sale価格:550円(税込)くるり「真夏日」ジャケットビクターオンラインストア:配信リンク:<番組情報>スペースシャワーTV『くるり presents 京都音楽博覧会2022』12月8日(木) 22:00~23:30※くるりが2007年から毎年開催している主催イベント「京都音楽博覧会」。3年ぶりに梅小路公園での現地開催となるそのイベントの模様を、舞台裏の様子も含めてお届けします。詳細はこちら:関連リンクオフィシャルサイト:::::
2022年10月10日20年8月、覚せい剤取締法違反(所持)などの罪で二度目の逮捕となった槇原敬之(52)が、今月6日に活動の再開を発表した。10月25日に活動復帰作となる新アルバム『宜候(ようそろ)』を配信、同27日にはCDを発売する予定だ。槇原は懲役2年、執行猶予3年の判決が言い渡されており、逮捕から約1年2カ月、さらに執行猶予中の活動再開には賛否の声が上がっている。では、過去に不祥事を起こし活動を自粛していた芸能人は、活動を再開するまでどのくらいの期間がかかっているのだろうか。■槇原と同じ薬物犯罪は最長4年4カ月、最短7カ月で復帰・清原和博(54)約4年4カ月後16年2月に覚せい剤取締法違反で逮捕され、懲役2年6月、執行猶予4年の判決が下された。約4年4カ月後の20年6月に執行猶予を満了し、著書の出版やプロ野球ニュースへの出演で活動を再開した。・ピエール瀧(54)約11カ月後19年3月にコカイン使用容疑で逮捕後、麻薬取締法違反で懲役1年6月、執行猶予3年の有罪判決を受けたピエール瀧。約11カ月後の20年2月に映画撮影に参加し、槇原敬之と同じく執行猶予中の活動再開となった。・田口淳之介(35)約7カ月後19年5月に大麻取締法違反の疑いで逮捕。その後、懲役6月、執行猶予2年の判決が言い渡された。逮捕から約7カ月後の同年11月4日に活動再開を発表、12月にはファンミーティングを開催するなど芸能活動を開始した。■脱税&闇営業は、騒動後1年未満で復帰・田村亮(49)約8カ月後19年6月、吉本興業の芸人たちによる闇営業問題で謹慎処分を受けていたお笑いコンビ・ロンドンブーツ1号2号の田村亮。約8カ月後の20年1月にトークライブを行い、同年4月には「ロンドンハーツ」で地上波に復帰した。・宮迫博之(51)約8カ月後同じく19年6月、闇営業問題により芸能活動を自粛後、約8カ月後の20年1月よりYouTube活動を開始。今年8月には『アメトーーク!』に活動自粛後初出演し、お笑いコンビ「雨上がり決死隊」の解散を発表した。現在はYouTube活動や自身の立ち上げた服飾ブランド「ZILVER」のネット販売などを行っている。・徳井義実(46)約10カ月後19年10月に発覚した巨額脱税問題により活動を自粛していたお笑いコンビ・チュートリアルの徳井義実。約10カ月で地上波に復帰、翌月には『今夜くらべてみました』でレギュラー出演し、芸能活動を再開した。■素行不良や未成年スキャンダルは“自粛”が長引くケースも……・山本裕典(33)約1年9カ月後17年3月、素行不良により所属事務所との契約が解消され解雇となった。約1年9カ月後に自身のインスタグラムで活動再開を発表。ミュージカル『マイ・バケットリストSeason5』で芸能活動を再開した。・小出恵介(37)約1年2カ月後17年6月に当時17歳の女子高生との飲酒及び性行為に及んだとされ、活動を自粛していた小出恵介。20年8月、約1年2カ月の活動自粛を終え、活動を再開することを自身のインスタグラムで報告した。■不倫スキャンダルからの復帰は難航する傾向・唐田えりか(24)約1年8カ月後20年1月、妻子を持つ東出昌大との不倫が報じられ活動を自粛。不倫報道から約1年8カ月が経った今年9月、唐田主演の短編映画がYouTubeで公開され、活動再開となった。・東出昌大(33)約1年9カ月後同じく20年1月、唐田えりかとの不倫が報道された。以後活動を自粛していたが、約1年9カ月後となる今年10月公開の映画「草の響き」での主演や、22年公開の「コンフィデンスマンJP」への出演が決まっている。・渡部健(48)現在も復帰は未定20年6月、不倫問題により番組出演を全面自粛。同年12月に記者会見を行い、年末番組『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』で復活するのではないかという話も浮上していたが実現せず。出演していた場合は約6カ月での復帰となっていたが未だ芸能活動は再開できていない。・BUMP OF CHICKEN 直井由文(41)約9カ月後20年9月、一般女性との不倫が報じられ同月に活動を休止していたミュージシャンの直井由文。約9カ月後に活動再開を発表し、21年9月にラジオ番組『PONTSUKA!!』に出演するなど音楽活動を再開した。不祥事からの復帰時期はケースバイケースだが、調べてみると1年前後での復帰が多く、逮捕から1年2カ月後の復帰となる槇原だけが特別に早いというわけではないようだ。活動再開にあたって、「時期尚早とお叱りを受けるかもしれませんが、もう一度心新たに活動を再開いたします」とコメントしていた槇原。今度こそしっかり更生して、ファンを裏切らないでほしい――。
2021年09月23日《活動を休⽌し、今後についてよく考えに考えた末、やはり私には⾳楽しかないという気持ちに気付き、楽曲制作をすることに決めました》9月6日、公式サイトでこう発表したのはシンガーソングライターの槇原敬之(52)。覚醒剤取締法違反(所持)などの罪に問われ、昨年8月に懲役2年、執行猶予3年の判決が下されていた。昨年2月に逮捕されて以来、約1年半ぶりの活動再開となる。槇原は執行猶予期間中の復帰であることに配慮したのか、《時期尚早とお叱りを受けるかもしれませんが、もう⼀度⼼新たに活動を再開いたします。皆様の信頼を取り戻せるよう、精⼀杯真摯な気持ちで取り組んでまいります》とも記している。また活動再開と同時に、ニューアルバム「宜候」が10月にリリースされることも発表された。さらに書籍「槇原敬之歌の履歴書」(ぴあ株式会社)も、同月に発売されるという。リリースや出版が重なる10月を皮切りに、槇原の活動が盛んになる可能性が出てきそうだ。槇原の復帰に、SNS上では“三度目の正直”を期待する声が上がっている。《槇原敬之さん、復帰おめでとうございます!!もう二度とファンのみんなを悲しませないでほしいなぁ》《もう、信じてる人を裏切らないでね》《マッキー、次こそは頼むよ》■槇原をそばで支えるパートナーの存在本誌は今年1月、贖罪生活を送る槇原の姿をキャッチしていた。都内の繁華街にある地下駐車場に駐車した車の助手席から、槇原が現れたのだ。さらに運転席からは、槇原とおそろいのマスクを着用した男性の姿がーー。記者が「お元気そうで何よりです」と声をかけると、「はい、おかげさまでとっても元気です」と笑顔で応じた槇原。さらに質問を続けようとすると、隣にいた男性が「すみません、それ以上は……」と制止したのだった。この男性こそが、槇原のパートナー男性・Aさんだった。「昨年7月の初公判で、槇原さんはAさんの存在を明かしていました。Aさんは、槇原さんの薬物所持を知らなかったといいます。槇原さんは『パートナーの彼と色んなことを分け合ってやっているので大丈夫。今は薬を使わなくても十分幸せを感じる』と、更生を誓っていました」(スポーツ紙記者)これまで2度にわたる槇原の逮捕は、元パートナー・Bさんの存在が深く関わっていたという。だが、Aさんの存在が槇原を変えたようだ。「槇原さんとBさんは、20年以上も公私にわたって連れ添ってきました。いっぽうでBさんは薬物の入手先といわれており、’99年に槇原さんと同時にBさんも逮捕されました。槇原さんはその際、Bさんに別れを告げるもわずか1年で復縁。昨年の逮捕も、当時同居していたBさんが’18年3月に覚せい剤所持で逮捕されたことがきっかけでした。そんな槇原さんとBさんの決定的な破局は、Aさんの出現がきっかけだといいます。槇原さんはSNSを通じてAさんと知り合い、’18年春ごろから交際するようになったと聞きました。公判中もAさんは自宅の手入れをするなど、献身的に槇原さんを支えたそうです。『薬を使わなくても十分幸せ』と語った槇原さんですが、“Aさんを悲しませたくない”という気持ちもあるのでしょう」(芸能関係者)「音楽しかない」と宣言した槇原。今度こそ、ファンやAさんを悲しませることのないよう願うばかりだーー。
2021年09月07日東京都が主催し明治大学心理臨床センターが共催する「学生向けこころといのちの講演会」で、明治大学子どものこころクリニックの山登敬之院長が講演を行います。また、第一部のパネリストとして本学大学院(文学研究科臨床人間学専攻臨床心理学専修)の学生も参加します。今回の講演会は、東京都が行う若年層の自殺総合対策の一環として、主に教育・医療・保健・福祉・法律等、将来、対人援助職を志す学生を対象に開催されます。山登敬之院長プロフィール・・・筑波大学大学院博士課程医学研究科修了。精神科医、医学博士。専門は児童青年期の精神保健。国立小児病院精神科などを経て、2004年に東京えびすさまクリニックを開設。2020年9月に同院を閉院後、明治大学文学部心理社会学科特任教授に着任。明治大学子どものこころクリニックとは・・・明治大学心理臨床センターが開院した、地域に開かれた児童・思春期精神科医療機関です。明治大学駿河台キャンパス近隣(東京都千代田区とその周辺)に児童・思春期精神科医療機関が不足していたため、2021年1月に開院しました。「心理相談」と「精神医療」が緊密に連携しながら子どもの成長・発達を支援しています。また、臨床心理学を学ぶ学生の実習の場としての機能も担っています。(参考: )■ 開催日時9月29日(水)15:30~18:00詳細:東京都福祉保健局HP ■ 講演内容第一部「10代の若者を支援する職に就いていて、ある日、子どもから”死にたい”と打ち明けられたらどのように向き合うか?」といった想定事例に基づき、公認心理士を志す大学院生たちと一緒に、”死にたい”という10代の若者に向き合う姿勢と留意すべき点などについて考察します。第二部参加者によるグループワークを行い、そこで生まれた声を全体で共有します。■ 参加方法・無料オンライン配信ツールによるライブ配信。視聴方法等の詳細はお申込み後にご案内いたします。・長時間インターネットに接続可能な通信環境、PC・タブレット又はスマートフォンのご用意をお願いいたします。・9月10日(金)17時までにメールでお申込みください。【宛先】 S0000289@section.metro.tokyo.jp ※収集した個人情報は、本事業に係る連絡にのみ使用いたします。【件名】こころといのちの講演会参加申込※件名が異なると、正しく受付されない場合があります。【本文】下記の内容をご記載ください。1.お名前 2.メールアドレス 3.所属等(学校名、団体名、区市町村名等をご記載ください)【対象】都内在住・在学の学生※主に教育・医療・保健・福祉・法律等、将来対人援助職を希望する方にお勧めです。【定員】200名 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年09月03日都内の繁華街近くの地下駐車場に駐車した一台の車。黒で統一したシックな装いで助手席から現れたのは槇原敬之(51)。続いて運転席からはオレンジのパーカにベージュのコートをまとったおそろいのマスクをつけた男性が。この日は2人で買い物にきたようだ。本誌が2人を目撃したのは1月下旬。槇原が“裁き”を受けてから約5カ月がたっていた。「槇原さんは昨年2月、’18年4月に自宅で覚せい剤と危険ドラッグを所持していた覚醒剤取締法違反容疑などで逮捕。’99年に続き、2度目です。7月に行われた公判では、ファンや関係者に謝罪し、パートナーの男性と生活していることも公表。『今は薬を使わなくても十分幸せだと感じている』と明かして傍聴席を驚かせていました」(スポーツ紙記者)裁判で懲役2年、執行猶予3年の判決を受け、贖罪生活を過ごす槇原に記者が「お元気そうで何よりです」と声をかけると、笑いながらこう答えた。「はい、おかげさまでとっても元気です」記者が次の質問を続けようとすると、隣にいた男性が「すみません、それ以上は……」とすかさず制止する。その男性こそが、槇原が公判で明かしたパートナー男性のAさんだった。「Aさんと槇原さんはSNSで知り合い、’18年の春ごろから交際を開始したといいます。逮捕前から同居していた都内の豪邸で今も2人で生活しているそうです」(槇原の知人)■2度の逮捕にあった元パートナーの存在恋人と幸せな日々を過ごす槇原だが、そこまでの道のりは平たんではなかった。「2度の逮捕に関わっていたのが、元パートナーのBさんです。Bさんは薬物の入手先といわれており、1度目の逮捕後に破局するもすぐに復縁。昨年の逮捕も、’18年3月に当時、同居していたBさんが覚せい剤所持で逮捕されたことがきっかけでした」(前出・スポーツ紙記者)元パートナーと薬物に“依存”していた槇原だが、“本業”を封印して再起に励んでいるようだ。「昨年はデビュー30周年を祝うツアーを予定していましたが、すべて白紙に。早期の音楽活動再開を希望するファンも多いですが、槇原さんはしばらく“人間活動”に専念するそうです。公判中も同居する自宅の手入れをするなど献身的に支えたAさんを“絶対に悲しませたくない”という思いでいるといいます」(前出・槇原の知人)最後に記者が槇原に「もう二度と薬物はやりませんよね?」と尋ねると、槇原はこう断言した。「ええ、もうしません」その隣でAさんが“どんなとき”も支えていくことだろう――。「女性自身」2021年2月9日号 掲載
2021年01月25日「先月末からジャニーズ事務所が、約400人ほどいる所属タレント全員に対して薬物検査を実施しているそうです。一般的な薬物検査は、毛髪・血液・尿のいずれかを検体とします。しかし、検査は決して簡易なものではなく、立会人監視のもと、厳正な方法で行っているそうです」(広告代理店関係者)人気アイドルが数多く所属するジャニーズ事務所が、自主的に薬物検査を始めたという。「King&PrinceやSnow Man、SixTONESなど、若手グループから検査が始まり、ほとんどのデビュー組はすでに検査を終えていると聞いています」(前出・広告代理店関係者)エンタメ業界内で、今回の検査実施が大きな話題となっていると語るのは映像関係者だ。「背景にあるのは、後を絶たない芸能人の薬物問題ですよね。昨年3月にピエール瀧(53)、昨年11月に沢尻エリカ(34)。今年2月に槇原敬之(51)、今年9月には伊勢谷友介(44)と、知名度の非常に高い有名人が逮捕・起訴され、それぞれ億単位の賠償金が発生しているといわれています。実際、ジャニーズ事務所のタレントが主演を務める作品で、伊勢谷さんが重要な役どころで出演予定だったこともあり、彼の逮捕を“他山の石”と考え、今回の決断に至ったのかもしれません」テレビ局関係者もこう語る。「特にジャニーズ事務所の場合、『Smile Up! Project』といった社会貢献・支援活動も行っており、所属タレントにクリーンさが求められているのでしょう。ファンクラブ会員数は計700万人を超え、関連会社をあわせた売り上げは1千億〜2千億円ともいわれています。社会への影響力が大きいだけに、ジャニーズ事務所の今回の取り組みは、各方面に波及していくことでしょう」テレビ局や映画会社、広告代理店もこの動きを歓迎しているそう。「相当額の予算をかけて仕事をお願いする側としては、検査結果を知ることで安心してオファーすることができますからね。タレント側にも大きなメリットです。特に広告業界では、契約するタレントの不祥事は企業や商品のイメージに直結するだけに、違約金も発生してしまいます。今後もジャニーズ事務所は、半年に1度をめどに検査を継続していくと聞いています。こうした定期的な検査が芸能界全体に広がっていけば、スポンサーの不安も軽減されることでしょう」(前出・広告代理店関係者)もはやクリーンな「イメージ」だけでは通用しない時代なのかも。「女性自身」2020年12月29日号 掲載
2020年12月16日先日、友人宅へと向かう途中にバイク事故を起こした元TOKIOの山口達也さん(48)。その際に基準値を超えるアルコールの摂取が判明したとして逮捕され、大きな話題となりました。山口さんは2018年にお酒が起因となってトラブルを起こし、グループを脱退していました。さらに今回の事件によって、再び「アルコール依存症なのでは?」といった声が高まっていました。また最近は俳優の伊勢谷友介さん(44)や沢尻エリカさん(34)など、芸能人の薬物使用による逮捕も話題となりました。彼らの使用歴は10年20年と長く、「薬物依存症」という言葉がここでも広く知られることとなりました。アルコールと薬物。合法か違法なのかは別として、依存症であれば対処すべき病であることは間違いありません。しかし更生施設や病院で依存回復のための道を歩き始めたにもかかわらず、再発してしまう方は芸能人に限らず多いのが現状です。依存症とはいったい何なのか、回復プログラムとはどのようなモノであるのか。普通の人ではなかなか知ることができない依存症について、女性専用の依存症更生施設を運営する「ワンネス財団フラワーガーデン」代表のオーバーヘイム容子さんにうかがいました。普通の病気だと入院して治療して完治させれば、そこで治療はいったん終了です。しかし依存症は完治というものがなく、毎日、回復の積み重ねを一生続けていきます。でも一生続ける回復のためのプログラムとは、どういったものになっているのでしょう。「各団体によってプログラムは異なります。私たちの団体では、心も体も思考も健康であろうという『ウェルビーイング(well-being)』の考えを概念として持ち、ポジティブ心理学をベースにカリキュラムを作成しています。よく『認知行動療法』や『12ステッププログラム』などを取り入れているところもありますが、『なぜ私は悪いことをしてしまったのか』といったネガティブな側面にだけ注目するようなプログラムだと根本的な回復に繋がりにくいと私たちは考えています。プログラム終了後も生き直しができるように自分を知り、さらに自分を伸ばすということを目的に回復プログラムを提供しています」芸能人の場合、逮捕・出所後は入院施設に入ることが少なくありません。ただそれは、本来なら離脱症状や幻聴幻覚の多い重症な方がすることなのだといいます。また「依存症の治療=入所して徹底的に回復にあてる」というイメージがありますが、中程度な方は通いながら回復プログラムをおこなうことも可能(施設の方針によります)。持病の治療や心の病と並行しながらの方も多く、本当にケースによって回復状況なども異なるといいます。たとえば歌手の槇原敬之さん(51)やタレントの田代まさしさん(64)などは、度重なる薬物逮捕によって人生を大きく変えました。「薬物依存症は再発が多い」という世間の認識は広まっていますが、回復プログラムなどを受けてもなぜ再発してしまうのでしょう。「再発はある日、突然起きるのではありません。経緯が必ずあって、再発しています。それが本人の気づく範囲かどうかが問題なのです。再発する人は一定数います。ただ解決策がソレ(薬物やアルコール)しかないと思っていたり、再発しそうなときに気持ちの発散方法を知らないだけだったりします」フラワーガーデンでは過去にアルコール依存で入所し、3度の再発を経験した女性がいたそうです。その再発のスイッチのうち1回は、離れて暮らす家族との会話でした。元気そうな家族の声を聞いて、「自分なんていなくても大丈夫なんだ」という感情を味わって飲酒に走ってしまったそうです。「衝動的に抑えられないこともあるかもしれませんが、まずその衝動の感情に気づくことが大事です。ドーパミンが出ている自分に気づき、そしてなぜ出ているのか気づくことから回復は始まります。そして依存物に手をのばす感情は悲しみや怒り、無力感などのネガティブな感情がベースにあります。小さい感情の変化を感じられないと何でもないとやり過ごしてしまったり、気づかぬうちに爆発をさせてしまったりすることがあるんです。回復プログラムはその感情に気づくこと。そして話していくことで何かに依存しない別の解決策も見えてくるし、気持ちの把握や発散方法も知ることができます。結果としてアルコールや薬に頼らない、新しい習慣を手にしていくことが可能です」ちなみに、依存症になりやすい性格的特徴を教えていただきました。すぐに比較する人や完璧主義者、“べき”論者だったり強い責任感を抱える人などは常に依存症になる可能性があるといいます。それはつまり、真面目で周囲に合わせることを良しとする日本人なら誰でもかかるリスクがあるということです。「依存症は本当に誰しもかかる可能性がありますし、自分でなんとかするのは困難です。軽いものほど対処しやすいですから、『早く気づけたらラッキー』と考えて専門機関に相談して欲しいです。今ではインターネット上で依存症の傾向チェックシートなどがたくさん見られますし、弊社もフリーダイヤルやメール相談など窓口を設けています。深刻になると命に関わる病気だということを認識して欲しいですし、本人が問題に気づいていない場合は周りの方が介入して治療につなげて欲しいです。アルコールや薬物への依存症の人のために、そのモノ自体を隠しがちです。またギャンブル依存なら、借金の肩代わりをしたりして助けてしまいがちです。でも、それでは逆効果になることもあります。本当に助けるなら、専門機関に相談をしていくこと。そして依存症を知っていくことが、その人にとっても家族にとっても助けになっていきます」【お話を聞いた方】一般社団法人ワンネスグループフラワーガーデン代表オーバーヘイム容子さん無料相談ダイヤル0120-111-351月~金10時~17時(取材・文:おおしまりえ)
2020年12月01日8月18日、歌手・槇原敬之被告(51)の有罪判決が確定した。今年2月、覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕された槇原被告。7月21日の初公判では起訴内容を認め、8月3日に東京地裁から懲役2年、執行猶予3年が言い渡された。控訴期限である17日までに検察側と弁護側が控訴しなかったため、判決が確定した。「槇原被告は、18年と今年に違法薬物を所持していたことを認めました。ですが、使用は否認。それを裏付けるように、尿検査も陰性でした。槇原被告が99年にも有罪判決を受け、それ以降も入手したことから検察側は常習性を指摘。ですが弁護側が『悪質性は低い』と主張し、執行猶予が付されたようです」(全国紙記者)各メディアによると、初公判で裁判官から「今後10年、20年使用しない自信があるか」と問われた槇原被告。すると「ファンや大事な人たちにこんな思いをもうさせたくないという気持ちが強いです」と答えたという。刑が言い渡された直後、槇原被告は公式サイトで活動休止を宣言。「常に罪を償う思いを持ち、今後、皆様のご信頼を一日でも早く取り戻せるよう、日々懸命に努力をする所存でございます」と反省の弁をつづった。デビュー30周年ツアーも台無しとなり、ファンからの信頼を失ってしまった槇原被告。そんな息子を思いやるのが父・博之さんだ。地元・大阪で電器店を営んでいた博之さんは、息子の才能を伸ばすためには労力を惜しまなかったという。「槇原くんは幼少の頃からピアノに通っていました。自宅には高価なオーディオやピアノもあり、中学生の頃から作曲をしていましたよ。ご両親は槇原くんが音楽に夢中になっていくことを、喜んでいるようでした」(地元住民)槇原被告が逮捕された当時、博之さんは憔悴した様子で本誌にこう語っていた。「あの子のやったことは、許されないことだと思います。でも、それでも一人息子やからね……。あとのことは、やっぱり親がしてあげないと。あの子には、身内は私たちしかおらんのです」その4日後、留置場で父と面会を果たした槇原被告。その際に「僕はやっていない」と語り、博之さんを安心させたという。博之さんのためにも、3度目がないことを願うばかりだ――。
2020年08月18日オリンピック延期、初の緊急事態宣言など、コロナ禍によってかつてない激動の日々となった2020年上半期。そんななか、芸能界でも数々の“事件”が起こっていた。本誌が目撃した驚きのスクープから特に反響の大きかったものを今一度お届けする。一度は逮捕されたものの、名曲「世界に一つだけの花」を生み出し、劇的復活を遂げた槇原敬之。しかし、待っていたのは再びの逮捕。その直前に相対していた実父が本誌に明かした“親子の会話”とは――(以下、2020年3月3日号掲載記事)「息子が逮捕されたと知ったのはついさっき。ほんの1時間ほど前のことでした。急にいろんな人から電話がかかってきたり、メールが届いたりして……。もう、体に震えがきました。どうか、嘘であってほしい。二度と薬なんてやらないと思っていました。でも、これが現実なんですね……」泣きださんばかりの表情でそう語るのは、槇原敬之容疑者(50)の父・博之さん(79)だ。2月13日、槇原容疑者が覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕された。’18年4月に東京港区のマンションで、覚せい剤が含まれた粉末を所持していた疑い。さらに、危険ドラッグを所持していた疑いもあるという。’99年にも同様に、覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕されていた槇原容疑者。その際、彼は直筆のコメントでファンや関係者にこう謝罪していた。《今後は、絶対にこの様な事を起こさないことを、堅くお約束いたします》しかし、それから21年。再び逮捕されてしまったのだ。博之さんは現在、79歳。5年前には大腸がんを患ったという。それだけに、逮捕の一報はことさらこたえただろう。「僕も、もう年です。手術をして、人工肛門にもなりました。腸も飛び出してしまっています。息子は心配して、何度も見舞いに来てくれました。今でも頻繁にテレビ電話をかけてきてくれてね。会えなくても、顔を見せてくれていたんです」実は最近も、槇原容疑者は両親と会っていた。逮捕6日前の2月7日、京都・伏見稲荷にいっしょにお参りへ行ったという。「私ら夫婦と息子、あと息子の会社の人と行きました。息子らは毎年行くみたいで、『いっしょにどうか』と誘ってくれたんです。そこでも、特に変わった様子はありませんでした。このときは、あまり息子とはゆっくり話せなかったのですが……。いや、でもプレッシャーがあったのかもしれません。今年はデビュー30周年なので、息子は『今年は頑張らなあかん』と意気込んでいました。それに『あれもせなあかん、これもせなあかん。これもやらんと!』とも言っていて、忙しそうでしたから」実際、槇原容疑者はデビュー30周年の特設サイトを開設。コンサートツアー開催も決定したほか、昨年10月には、初のカバー曲のベストアルバムもリリースしていた。だが、すべては逮捕によって崩れ去ってしまった。博之さんは親としての複雑な思いを明かす。「あの子のやったことは、許されないことだと思います。でも、それでも一人息子やからね……。あとのことは、やっぱり親がしてあげないと。あの子には、身内は私たちしかおらんのです。だから、今から妻と東京に行ってきます」そう頭を下げると、車に乗って走り去っていった――。博之さんは、2月20日に80歳の誕生日を迎える。傘寿のお祝いに加えて、息子のデビュー30周年。喜ばしいことが続くはずだった。そんな父を一転して絶望の淵にたたき落とした2度目の逮捕。両親との対面を果たすとき、槇原容疑者はいったいどんな言葉をかけることができるのだろうか。
2020年05月23日槇原敬之被告(50)が3月6日、警察署から保釈された。覚醒剤を所持していたなどとして起訴された槇原被告。各メディアによると「多大なるご迷惑ご心配をおかけし深くおわび申し上げます」と彼が述べたところ、「頑張れ!」との声援も上がったという。槇原被告は今年2月に逮捕。2年近く前の容疑であり、逮捕には不可解な点が指摘されていた。しかし、実は警察は16年も前から逮捕に向けて動いていたのだ。本誌は、大阪府警から流出した極秘資料を入手。A4判で15ページに及ぶ膨大な資料には、「槇原敬之が大阪で覚醒剤を仕入れ、使用していた疑いがある」といった趣旨のことが書かれていた。「警視庁は昨年、違法薬物の大物売人を関西で逮捕しました。その売人が太い顧客として名前を挙げたのが槇原被告でした。捜査当局は緻密に彼の内偵を進め、2月にようやく逮捕となりました。通常なら逮捕するには厳しい内容ですが、それでも踏み切った理由は売人の証言という強い証拠を握ったからでした」(捜査関係者)そんな槇原被告のことを信じるのが、父の博之さんだ。博之さんは2月20日に80歳の誕生日を迎え、くわえて息子のデビュー30周年イヤー。そうして喜ばしいことが続くはずだったが、事態は一転した。2月13日に本誌が訪ねたところ、憔悴した姿を見せた博之さん。自身が大腸ガンを患ったときも、「息子は心配して、何度も見舞いに来てくれました。今でも頻繁にテレビ電話をかけてきてくれてね。会えなくても、顔を見せてくれていたんです」と一人息子の優しさを明かしてくれた。しかし、本誌3月10日号に登場した博之さんは笑顔を見せてくれた。博之さんは留置されていた槇原被告と対面したといい、「息子は憔悴しているどころか、とても元気そうでした」と報告。そして、こう語っていた。「私に『僕はやってない。だから、心配しないで……』とはっきり言ったんです。本人から直接、その言葉を聞けてホッとしてね。息子の言うことを信じてあげようと思うのは、どこの親も同じ。それで『わかった。それやったら(警察の方に)しっかりと調べてもらい!』と言って帰ってきました」そのいっぽうで博之さんは「(薬物をやっていないというのは)あくまで息子が言ったことなので……。最終的には、検察の方が調べることですからね。私は専門家でもないので、今後どうなるかはわかりません……」と不安も明かした。息子を信じる父に、保釈した槇原被告は何と言葉をかけたのだろうか。
2020年03月08日「あの後、東京で息子に会ってきました。事務所の人といろいろ話して、接見できたのは2月17日。時間はあらかじめ決まっていて、約20分間の対面でした」記者にそう打ち明けるのは、槇原敬之容疑者(50)の実父・博之さん(80)だ。槇原容疑者が覚せい剤取締法違反などの疑いで逮捕された2月13日、本誌は彼の実家を取材していた。その際、博之さんは「どうか、嘘であってほしい……」と泣きださんばかりの表情で告白。そして取材後には、失意のまま東京へと向かっていた。それから4日後に、親子の対面を果たしていたのだ。「槇原容疑者は現在、東京湾岸署に留置されています。覚せい剤所持の容疑についてはおおむね認めているものの、使用については否認していると報じられていました。そんななか、長年同居していた元パートナー男性・A氏が複数のメディア取材に応対。『(槇原容疑者に)薬物を何回も渡した』という“衝撃の告白”をしたのです。そのため、槇原容疑者はますます追い詰められています」(スポーツ紙記者)しかし、父・博之さんは笑顔で息子の様子をこう語った。「息子は憔悴しているどころか、とても元気そうでした。そして私に『僕はやってない。だから、心配しないで……』とはっきり言ったんです。本人から直接、その言葉を聞けてホッとしてね。息子の言うことを信じてあげようと思うのは、どこの親も同じ。それで『わかった。それやったら(警察の方に)しっかりと調べてもらい!』と言って帰ってきました」前回の取材では「(覚せい剤取締法違反容疑での逮捕は)今回で2回目。もう、息子の人生は終わりだと思います。私らも、ここには住んでいられなくなりそうです……」と語り、“深い失望”に打ちひしがれていた博之さん。だが「僕はやっていない」という息子の肉声を聞けたことで、落ち着きを取り戻したようだ。取材中、「前回の記事、読みましたよ。とてもよく書けていましたね」と笑う一幕もあった。ただ、それでもどこかで心配なのだろう。最後には、こんな複雑な胸中も漏らしていた。「(薬物をやっていないというのは)あくまで息子が言ったことなので……。最終的には、検察の方が調べることですからね。私は専門家でもないので、今後どうなるかはわかりません……」父に伝えたとおり、槇原容疑者は“無罪放免”となるのだろうか。「女性自身」2020年3月10日号 掲載
2020年02月25日「当初の計画では、ライブの選曲は1月8日発売のアルバム曲と、主演ドラマで使用した楽曲のカバーという“2本柱”で進んでいました。それが、あるとき木村さんからSMAPの楽曲も歌いたいと提案があったんです」(音楽関係者)2月8日から東京・国立代々木競技場第一体育館で始まった木村拓哉(47)のソロライブツアー。彼のライブは、SMAP時代の’15年1月から約5年ぶりのことだ。全20曲を熱唱した木村だが、東京公演の3日間を通して、SMAP時代の名曲『夜空ノムコウ』を歌った。会場からはファンの大歓声が上がった――。そんな木村だが、今回SMAPの代表曲『世界に一つだけの花』を歌うことはなかった。前出の音楽関係者によると、選曲打ち合わせでも同曲が候補に挙がることはなかったという。「5人それぞれのパートがあり、木村さん1人で歌うにはさすがに荷が重すぎます。ただ、それ以上に、木村さん自身が“この曲は1人で歌うものではない。5人で歌うべき曲”と考えていたからでしょう」1月12日、木村のラジオ『木村拓哉Flow supported by GYAO!』に作詞・作曲をした槇原敬之(50)がゲスト出演した際、槇原はこんな感謝も口にしている。「SMAPというアイコンに対して、時代とかいろいろなものがあって生まれた宿命みたいな曲。だから、SMAPがいなかったらあの曲は書けてないですよ。それは間違いない」実は、ソロツアーでも歌わなかった『世界に一つだけの花』が世界の大舞台で披露される計画が極秘裏に進んでいたという――。「7月から開催される東京五輪のセレモニーなどでこの曲を使いたいという構想が進んでいたんです。『世界に一つだけの花』は平成で最も売れたシングル曲。詞の内容からも五輪の世界中の人々へアピールするにはうってつけです。安倍首相も昨年4月、元号が平成から令和に変わる記者会見で『世界に一つだけの花』をたとえに出し、『次の時代を担う若者たちが、明日への希望とともに、それぞれの花を大きく咲かせることができる。そのような若者たちにとって希望に満ちあふれた日本をつくりたい』と語っていました。首相のそうした意向もあり“56年ぶりの東京五輪でこの曲をどこかのタイミングで披露する”よう関係各位に水面下で働きかけていたといいます」(東京五輪関係者)新しい地図の3人、稲垣吾郎(46)、草なぎ剛(45)、香取慎吾(43)がパラリンピックの公式サポーターに就任していることも、同曲が選ばれた理由に大きな影響を与えていたという。「もしメンバーそろっての歌唱が難しい場合でも、槇原さんが歌い、会場の観客と大合唱するということも選択肢のひとつでしたが……」(前出・東京五輪関係者)だが、そんな“夢の計画”は、一瞬で吹き飛んでしまった――。2月13日、槇原が覚せい剤取締法違反と、医薬品医療機器等法違反の疑いで逮捕されてしまったのだ。「槇原さんは木村さんのアルバムの中に、作詞・作曲・編曲を手掛けた『UNIQUE』という曲も提供しています。逮捕前の東京公演では3日間、すべてで歌っていましたが、大阪での2公演では見合わせる方向で話が進んでいます。木村さんが“SMAPファンへの恩返し”として心で温め続けていた、『世界に一つだけの花』を披露する機会も幻に終わってしまいました。今回の逮捕に、木村さんもひどく驚き、ショックを受けています」(前出・音楽関係者)“晴れ舞台”を見られたかもしれないSMAPファンには、あまりにつらい事件になってしまった。「女性自身」2020年3月3日号 掲載
2020年02月20日2月13日、槇原敬之容疑者(50)が覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕された。その発端は、’18年3月。元事務所社長で長年にわたり同居していた男性・A氏が逮捕されたことだった。彼はいったい、どんな人物なのか。事件を取材してきたスポーツ紙記者はこう語る。「’99年8月、槇原容疑者は覚せい剤所持で逮捕されました。A氏はそのときもいっしょにいて、逮捕された人物です。小柄で小太りの体形。2人は、27年前から交流があったそうです。’06年、槇原容疑者はA氏を個人事務所の代表にも就任させています。’18年にA氏が再び逮捕されるまでは、ずっといっしょに住んでいたようです」それほど重要な“パートナー”だったA氏。彼の存在が、槇原容疑者に与える影響は大きかった。「2人を知る人たちは『簡単に切れる関係じゃない』と言っています。A氏の実家は神社で、両親も神主。それもあってか、槇原容疑者は彼を“御神職さま”と呼んで心酔していました。A氏を事務所の代表に据えたのも、そういった“スピリチュアル”な才能に期待したことも大きかったようです。彼の影響は曲作りにも及んでいます。最初に逮捕される前、槇原容疑者は“恋愛ソング”を多く手掛けていました。しかしA氏と仕事するようになってからは『世界に一つだけの花』に代表されるような、“人類愛”や“平和”を歌う方向へとシフトしていきました。そこにはA氏の“陰のプロデューサー”としての助言もあったようです」(前出・スポーツ紙記者)槇原容疑者にとって、A氏はまさに欠かせない存在だった。ただ、いっぽうでは覚せい剤から逃れることのできない呪縛となっていたのかもしれない。ヒガノクリニックの日向野春総院長はこう語る。「覚せい剤は、仲間がいるとやめにくいといわれています。互いに共感し合うことで、やめようという意志がなかなか湧いてこないんです。また仲間がいることで、売り手との接点も増えます。すると自然と覚せい剤が身近な存在になっていくため、再犯につながりやすいのです」そうした関係も、A氏の逮捕によって変わっていたようだ。前出のスポーツ紙記者が続ける。「槇原さんの所属事務所は、A氏について『逮捕の4日前に解任した』という内容の声明を発表していました。そのため、A氏は『槇原に裏切られた』と言っていたようです。一部では、槇原さんが別の男性と親交を深めていったとも報じられています。また、A氏との間で金銭トラブルがあったとの報道もありました」槇原容疑者が逮捕された当日の夜、渋谷区内にある自宅前に1台の警察車両が横付けされた。後部座席から降りてきた男性は頭をフードで覆ったまま、足早に容疑者の自宅へと入っていった――。槇原容疑者を取り巻く複雑な人間模様。その“愛憎劇”はどこへ向かうのか。神田お茶の水法律事務所の上谷さくら弁護士は語る。「前回の逮捕は21年前のことなので、今回の裁判ではあまり考慮されないでしょう。これだけ間が空いていると、2度目も執行猶予がつく可能性はあります。刑としては懲役1年6カ月~2年、執行猶予3~4年ほどになるのではないかと思います」長らく断ち切れなかったA氏との関係と薬物の誘惑。その代償は、あまりにも大きい。「女性自身」2020年3月3日号 掲載
2020年02月18日「彼にはかなり前から『またクスリをやっている』という噂が出ていました。昨年12月ごろからは特に、警察が彼の周辺を熱心に聞きまわるようになっていました」(捜査関係者)2月13日に覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕された槇原敬之容疑者(50)。その発端は’18年3月、元事務所社長で長年にわたり同居していた男性・A氏が逮捕されたことだった。当時、2人の住んでいたマンションの一室から覚せい剤と危険ドラッグが発見された。それらについて、A氏は「マッキーのものです」と供述していたという。ただ、すでに2年近く前の話。なぜ今になって逮捕されたのかと疑問の声も上がっている。しかし実は、警察は16年も前から槇原容疑者の2回目の逮捕に向けて動いていたのだ。本誌は’03年12月、ある極秘資料を入手していた。大阪府警から流出した、覚せい剤取締法違反容疑にまつわる捜査資料。容疑者について、記事では“人気歌手”と名前を伏せていた。その人物こそ、槇原容疑者だった。当時、本誌はこの重要な捜査資料を紛失した府警の失態について報じていた。A4判で15ページに及ぶ膨大な資料の内容は、次のようになっている。「東京捜査」とタイトルのある表紙。ここには捜査場所として、槇原容疑者とA氏の住所が記載されている。さらには、捜査にあたる警察官4人の氏名も記されていた。次に、過去3年間にわたる槇原容疑者の交通違反記録が1枚。彼の家族構成を記す戸籍のコピーが1枚。続けて「覚せい剤取締法違反容疑者槇原敬之こと槇原範之に対する捜査計画」と記載された書類が4枚。彼の歌手としての経歴や、捜査の経過や今後の計画についてが詳細に書かれている。そして、「府外捜査計画書」という書類が1枚。東京での捜査目的について記したもので、要件は槇原容疑者の「覚せい剤取締法違反被疑事件」。内容は「裏付け」とあり、捜査の日時や場所などが記されていた。さらには槇原容疑者の自宅と所属事務所、A氏の住居付近の地図が6枚。槇原容疑者の自宅と所属事務所の写真を貼付した書類も1枚あった。資料には“槇原容疑者が大阪で覚醒剤を仕入れ、使用していた疑いがある”との内容が書かれていた。その裏付けのため、大阪府警が東京で捜査を進めようとしていたのだ。府警が槇原容疑者の逮捕に向けて執念を燃やしていたことがうかがえる内容だ。しかし、当時は逮捕に至らなかった。そんななか、’18年にA氏が逮捕された。このときも槇原容疑者逮捕の決め手には欠けたが、今度は立ち消えにはならなかった。再び有力情報が入ったため、警視庁が動きだしたという。「警視庁は昨年、違法薬物の大物売人を関西で逮捕しました。その売人が太い顧客として挙げた名前に入っていたのが、槇原容疑者だったのです。そこから捜査当局は緻密に彼の内偵を進め、2月にようやく逮捕となりました。容疑は2年も前に違法薬物を所有していたというもので、通常なら逮捕するには厳しい内容。それでも踏み切った理由は、売人の証言という強い証拠を握ったからでした」(前出・捜査関係者)「女性自身」2020年3月3日号 掲載
2020年02月18日「もう、『なんでやねん!』という気持ちでいっぱいです。薬なんて、とうの昔にやめていると思っていました。最近も薬をやっている様子なんてまったくなかったですし、よく『一度やったらやめられない』という話を聞いても『そんなことはないよ。だって息子は実際にやめたんだから』と思っていたくらいです」泣きださんばかりの表情でそう語るのは、槇原敬之容疑者(50)の父・博之さん(79)だ。2月13日に覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕された槇原容疑者。’99年にも同様の罪で逮捕されており、その際に彼は直筆のコメントでファンや関係者に次のように謝罪していた。《今後は、絶対にこの様な事を起こさないことを、堅くお約束いたします》前回の逮捕から、長い時間がたった。その間、「息子は薬を断ち切っている」と心から信じていたという博之さん。2度目となる息子の“まさかの裏切り”に、憔悴している様子だった――。’69年5月、大阪府高槻市に生まれた槇原容疑者。父の博之さんは電器店を営んでいたが、一人息子の才能開花のためにサポートを惜しまなかったという。「槇原くんは5歳のころ、保育園の先生の影響でピアノを習い始めました。当時、男の子で音楽をやっているなんて彼ぐらい。でもお父さんは、誰よりも彼のことを応援していました。仕事が忙しいのに、よくコンサートに連れていったりしていてね。小学校のときには、彼が『家族で(ピアニストの)リチャード・クレイダーマンの演奏会に行ってきたんだ!』とうれしそうに言っていたのを覚えています」(地元住民)中学に入ると、友人とポップス同好会を作った槇原容疑者。次第に一目置かれる存在となっていったが、その陰にも父の応援があったようだ。「彼の家には、高価なオーディオがそろえられていました。それに、20万円以上するキーボードも。音楽にのめり込んでいく一人息子に、お父さんがプレゼントしてくれたのでしょう。おかげで、槇原くんはどんどんうまくなっていきました。当時はびっくりするぐらいまじめなコでね。生徒会の選挙にも立候補するほどだったのですが……」(別の地元住民)そんな親子の夢がかない、’90年にデビューを果たす。翌年に『どんなときも。』が発売されると、ミリオンセラーを記録。誰もが知るアーティストとなっていった。だが人気絶頂の’99年、覚せい剤取締法違反で逮捕。そして今回、2度目の逮捕となったのだ。今年、槇原容疑者はさまざまな企画に乗り出していた。デビュー30周年の特設サイトを開設し、コンサートツアーの開催も決定。昨年10月には“30周年記念第一弾”と銘打ち、初のカバー曲のベストアルバムもリリースしていた。博之さんはいま、槇原容疑者への“深い失望”に打ちひしがれている。「親と子ですからね。何か言葉にしなくても、それ(薬をやめること)はお互い気持ちで伝わっていると思っていました。実際、その後は順調にいっていると思っていました。ただ、今回で2回目。もう、息子の人生は終わりだと思います。私らも、ここには住んでいられなくなりそうです……」“一家離散の危機”に無念の思いを明かす博之さんは現在、79歳。5年前には大腸がんを患ったという。それだけに、逮捕の一報はことさらこたえただろう――。「女性自身」2020年3月3日号 掲載
2020年02月18日「息子が逮捕されたと知ったのはついさっき。ほんの1時間ほど前のことでした。急にいろんな人から電話がかかってきたり、メールが届いたりして……。もう、体に震えがきました。どうか、嘘であってほしい。二度と薬なんてやらないと思っていました。でも、これが現実なんですね……」泣きださんばかりの表情でそう語るのは、槇原敬之容疑者(50)の父・博之さん(79)だ。2月13日、槇原容疑者が覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕された。’18年4月に東京港区のマンションで、覚せい剤が含まれた粉末を所持していた疑い。さらに、危険ドラッグを所持していた疑いもあるという。’99年にも同様に、覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕されていた槇原容疑者。その際、彼は直筆のコメントでファンや関係者にこう謝罪していた。《今後は、絶対にこの様な事を起こさないことを、堅くお約束いたします》しかし、それから21年。再び逮捕されてしまったのだ。博之さんは現在、79歳。5年前には大腸がんを患ったという。それだけに、逮捕の一報はことさらこたえただろう。「僕も、もう年です。手術をして、人工肛門にもなりました。腸も飛び出してしまっています。息子は心配して、何度も見舞いに来てくれました。今でも頻繁にテレビ電話をかけてきてくれてね。会えなくても、顔を見せてくれていたんです」実は最近も、槇原容疑者は両親と会っていた。逮捕6日前の2月7日、京都・伏見稲荷にいっしょにお参りへ行ったという。「私ら夫婦と息子、あと息子の会社の人と行きました。息子らは毎年行くみたいで、『いっしょにどうか』と誘ってくれたんです。そこでも、特に変わった様子はありませんでした。このときは、あまり息子とはゆっくり話せなかったのですが……。いや、でもプレッシャーがあったのかもしれません。今年はデビュー30周年なので、息子は『今年は頑張らなあかん』と意気込んでいました。それに『あれもせなあかん、これもせなあかん。これもやらんと!』とも言っていて、忙しそうでしたから」実際、槇原容疑者はデビュー30周年の特設サイトを開設。コンサートツアー開催も決定したほか、昨年10月には、初のカバー曲のベストアルバムもリリースしていた。だが、すべては逮捕によって崩れ去ってしまった。博之さんは親としての複雑な思いを明かす。「あの子のやったことは、許されないことだと思います。でも、それでも一人息子やからね……。あとのことは、やっぱり親がしてあげないと。あの子には、身内は私たちしかおらんのです。だから、今から妻と東京に行ってきます」そう頭を下げると、車に乗って走り去っていった――。博之さんは、2月20日に80歳の誕生日を迎える。傘寿のお祝いに加えて、息子のデビュー30周年。喜ばしいことが続くはずだった。そんな父を一転して絶望の淵にたたき落とした2度目の逮捕。両親との対面を果たすとき、槇原容疑者はいったいどんな言葉をかけることができるのだろうか。「女性自身」2020年3月3日号 掲載
2020年02月18日タレントのJOYが14日、自身のYouTubeチャンネルを更新。同日、薬物検査を受け、結果が「陰性」だったと発表した。JOYは13日、歌手の槇原敬之容疑者が覚せい剤取締法違反容疑で逮捕されたことを受け、「槇原敬之容疑者の逮捕を受けて、明日、薬物検査に行ってきます」と宣言。「僕たちは自分が商品だという世界、芸能界にいる。自分が商品な以上は、そういう(薬物検査)のも対応していかなければいけないと思うし、自ら僕はクリーンですよって証明していくべきだと思う」と、薬物検査の必要性を語っていた。その宣言通り、東京・田園調布のクリニックで薬物検査を受けたJOY。動画では検査の流れを紹介し、「何にもしてないのにドキドキするよね」と心境を明かしつつ、尿検査を受けた。検査結果が出るまでの時間は「5~7分」。費用は「8800円」とのこと。待っている間にJOYは「こうやって僕が一歩を踏み出すことで、みんなが検査をすぐ受けに来るかって言ったら違うと思うんですけど、何か意識が変わってくれたらいいなって。芸能界で広まったらいいなと。安心して自分たちと仕事をしてほしいという思いが強くて」と語った。検査結果の発表の際には「ドキドキする。ちょっと待ってください。心の準備が必要です。怖いな」と吐露。だが、「陰性です」と告げられると、「クリア。やったよ。何にもやってないってわかってても怖いっすね。良かった。とりあえず私は陰性ということでしたので安心です」と安堵した。そして、「今後、私も証明したい、僕も証明したいっていう芸能人の方がいる時、一緒に僕もここに来て検査したりしても大丈夫ですか」と先生に尋ね、「全然大丈夫です。みんなを誘って連れてきてほしいですね。一般の方たちにも身近に感じていただけると思いますので」と言われると、JOYは「その動きもやっていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします」と伝えた。また、「結果は陰性。クリーンなことを証明することができました。定期的に自分もこういう検査をしていけたらいいなって思っていますし、ほかのタレントさんでも、こういう動きとかに賛同してくださる方とかいると思うので、そういう方もぜひ僕のチャンネルにも出ていただいて、私はクリーンだよって証明していく仲間が一人でも増えていったらいいなと思います」とメッセージ。「今日は良い一歩を踏み出せたと思います。薬物はすぐになくならないと思いますけど、こういう行動で何かが少しでも変わっていけばいいなと思います」と述べた。
2020年02月15日歌手の槇原敬之容疑者(50)が2月13日、覚醒剤を所持していたなどとして警視庁に逮捕された。近年、ピエール瀧(52)や沢尻エリカ(33)が逮捕され、“芸能人と薬物”が社会的に波紋を呼んできた。しかし、槇原容疑者の逮捕には意外な反応が上がっている。各メディアによると槇原容疑者は18年4月、東京都のマンションで覚醒剤を含む粉末0.083グラムを所持していた。その前月には、いわゆる危険ドラッグを所持していた疑いも。当初警視庁はマンションの捜索で覚醒剤などを発見し、同居する知人男性を逮捕し起訴。しかしその後の捜査で槇原容疑者も所持していた疑いが強まったため、逮捕したという。槇原容疑者は99年にも覚醒剤を隠し持っていたとして、知人男性とともに逮捕・起訴された。ネットでは《マッキー悲しいなあ……。あんなに美しい曲を作る人なのに》《マッキー世代だしほんとショック》と悲しむ声が上がっている。いっぽうで槇原容疑者は2年前の容疑で逮捕された上、本人が容疑を認めたかどうかも報じられていない。そのため、逮捕をいぶかしむこんな声が上がっている。《逮捕されても2年も前の案件で使用してたか、所持してたかどうかなんてわからんと思うんだが》《なぜ2年前に逮捕しなかった案件で今さら動いたのか、不可解すぎる》テレビの報道にも疑問の声が上がっている。「とくダネ!」(フジテレビ系)は14日、槇原容疑者のSNSを特集した。槇原容疑者が楽器を楽しんだりスイーツを食べて喜んだり、踊ったりするシーンをシリアスな音楽とともに放送。「ハイテンション」と形容し、さらには耳のついた帽子をかぶり猫とともに挨拶するシーンも報じた。そうした行動をまるで薬物と因果関係があるように報じたことに対し、厳しい声が上がっている。《槇原敬之さんが「異常なハイテンション」になっているとされる動画を何度も見せられてうんざりしているんですが、あの様子が違法薬物のせいなのかは判らないし、だいたい自身で公式アカウントにヤバい状態の姿を投稿しますかね…?》《ただテンション上がってるだけで「薬物、やってるんだろな!」と彷彿させられるような動画を使いまわされてるのまじ可哀想だな》また槇原容疑者は「じゅん散歩」(テレビ朝日系)や「ヒルナンデス!」(日本テレビ系)のテーマ曲を手掛けている。14日、それぞれの楽曲は差し替えられたがワイドショーでは槇原容疑者の楽曲が次々と流れている。そのため《ヒルナンデスとかは槇原敬之の曲使わないのに、ワイドショーではバンバン曲を使う矛盾》と指摘する声や、《流れる曲たちは やっぱり いい曲ばかり》《マッキー逮捕のニュースでTVで曲たくさん流れてるけどほんといい曲いっぱいだなあ》との声も上がっている。
2020年02月14日歌手の槇原敬之容疑者が13日に覚せい剤取締法違反容疑で逮捕されたことを受け、所属事務所が槇原容疑者の30周年特設サイトにて謝罪コメントを掲載した。「槇原敬之の逮捕の報道について」と題し、「本日、当社所属の槇原敬之が逮捕されたという報道がございました。この様な事態が生じましたことは、たいへん遺憾なことでございます。関係各所の皆様、ファンの皆様へご迷惑とご心配をおかけしておりますことを深くお詫び申し上げます」と謝罪。続けて、「現在、詳細な事実確認を行っておりますが、警察において取り調べ中のため、その状況の進捗を待っているところでございます」と状況を説明し、「この事態を真摯に受け止め、多大なるご迷惑をおかけしております関係各位の皆様へ対応させていただく所存でございます。改めて関係者の皆様、ファンの皆様に深くお詫び申し上げます」と記した。
2020年02月14日タレントのJOYが13日、自身のツイッターとYouTubeを更新。歌手の槇原敬之容疑者が覚せい剤取締法違反容疑で逮捕されたことを受け、14日に薬物検査を受けると宣言した。JOYは「槇原敬之容疑者の逮捕を受けて、明日、薬物検査に行ってきます」と宣言。「沢尻被告の時もツイートしましたが、芸能界の薬物検査はやっていく必要があると思っています」とつづった。YouTubeにて動画も公開し、「僕たちは自分が商品だという世界、芸能界にいる。自分が商品な以上は、そういう(薬物検査)のも対応していかなければいけないと思うし、自ら僕はクリーンですよって証明していくべきだと思う。これからの芸能界はそういうことが大切になってくると思う」と意見。「自分がクリーンだと証明していく。そうすると、企業にとってもタレントと仕事がしやすい環境ができていくんじゃないかと思う」と話した。そして、「僕がこういう話をしている以上、自分がしっかり薬物検査をやるべきだと思っているので、明日仕事の合間に薬物検査に行こうかなと思っています。それで自分がクリーンだということをまず証明したいと思います」と宣言。「芸能人の方が逮捕されるたびに、『全員やってるんじゃないか』とか『そういう世界なんでしょ』って疑われるのが悲しいので、まずは自分からクリアにしていきたいと思います。誰かが動くことで少しでも何かが変わればいいなと思っています」と語った。
2020年02月14日2月13日、歌手の槇原敬之容疑者(50)が覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕された。槇原容疑者の逮捕は、1999年の覚せい剤取締法違反の現行犯逮捕に続いて2度目。芸能界では、昨年から薬物関係での逮捕が相次いでいる。2019年3月12日には、電気グルーヴのピエール瀧(52)がコカイン使用による麻薬取締法違反の疑いで逮捕。そして同年11月6日には元タレントの田代まさし被告(63)が覚せい剤所持の現行犯で逮捕された。田代被告は2001年に覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕された後、違法薬物の所持で2004年と2010年にも逮捕されている。田代被告は逮捕後にメディアで依存の恐怖や更生の厳しさを語っていたにもかかわらず、2019年に再び逮捕された。4度目だった。また同年11月16日には、女優の沢尻エリカ(33)が合成麻薬MDMAを所持していたとして麻薬取締法違反で逮捕された。各メディアによると、取り調べでは「10年以上前から大麻やMDMA、LSD、コカインを使用していた」と供述していたという。相次ぐ薬物事件での芸能人の逮捕。薬物依存からの更生や、その後の活動の難しさにネットではさまざまな反応が上がっている。《最近クスリで捕まる芸能人多すぎ!》《沢尻エリカの次は槇原敬之か…。立ち直れるのかなー》《田代もマッキーも抜け出せなかったんだな》広がる薬物汚染に、心配の声は絶えない。
2020年02月13日2月13日、歌手の槇原敬之容疑者(50)が覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕された。各メディアによると、槇原容疑者は2019年4月に東京都港区のマンションで覚せい剤を含む粉末を所持。また、覚せい剤のほかにも危険ドラッグを所持していた疑いもあるという。槇原容疑者は1999年にも、覚せい剤取締法違反の現行犯で逮捕されている。その際は懲役1年6カ月執行猶予3年の有罪判決が言い渡され、活動を自粛することとなった。しかし翌2000年にアルバムをリリースし、活動を再開。2003年には『世界に一つだけの花』を作詞作曲。SMAPに提供した同曲は、大ヒットとなった。槇原容疑者は『世界に一つだけの花』制作にあたり、覚せい剤事件と活動自粛から影響を受けたと語っている。《そこで思い知ったんですよ、“身の程”みたいなものを。でも、それがなかったら、勘違いしまくって“最低な人間”になっていたと思いますね。》(『テレビブロス』2015年3月7日号)99年の逮捕に対して“身の程を思い知った”ほど反省していたはずの槇原容疑者が、まさかの2度目の逮捕――。ネットでは、動揺の声が広がっている。《マッキー大好きなのにショックだよ…》《まさかまた覚せい剤やってしまうなんて思ってなかった》《マッキーすごく残念…なんでだ…》前回の公判後、《今後は、絶対にこの様なことを起こさない》と覚悟をあらわにしていた槇原容疑者。薬物との関わりは、簡単には断ち切れなかったようだ。
2020年02月13日2月13日、歌手の槇原敬之容疑者(50)が覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕された。99年以降、2度目の逮捕だ。これに対し、槇原容疑者の楽曲配信が停止になるのではと心配する声が上がっている。アーティストの不祥事により、作品の配信や出荷が停止となる例は多い。記憶に新しいのは、音楽ユニット・電気グルーヴのピエール瀧(52)の事件だ。瀧は2019年の3月12日、麻薬取締法違反の疑いで逮捕された。これを受け、電気グルーヴが当時所属していたレコード会社「ソニー・ミュージックレーベルズ」は13日に対応を発表。CDの出荷停止と回収、デジタル配信の停止という措置が取られた。実はこうした自粛の形が定着したのは、1999年に起きた槇原容疑者の逮捕からだと言われている。当時、レコード会社は槇原容疑者の逮捕を理由にCDの出荷停止と回収を決定。「社会的活動を行っている当社が、反社会的不法行為を起こした槇原容疑者の商品を出荷するわけにはいかない」とコメントしていた。ネットでは、不祥事を起こしたアーティストの楽曲配信自粛について不安の声が上がっている。《マッキーの歌配信停止になっちゃうかな》《大好きな曲たくさんあるから配信停止になると困る…》《作品自体に罪はないでしょ》《確かに薬物は良くないけど、その人の作品まで自粛っていうのは分からない》《なんでもかんでも自粛すればいいってもんじゃない》多くのヒット曲を生み出してきた槇原容疑者の、2度目の逮捕。今後の対応に注目が集まる。
2020年02月13日