2020年6月19日 06:00
「感染者出さない」北新地のプロ意識 テーブル5mあける店も
と驚くほどの店もあるという。
「複数の大型店を経営する大手さんでは『テーブル間隔を1mあける』という府のガイドラインの5倍厳しい基準を守っているそうです。テーブルを店の四隅と真ん中の5つに限定することで、間隔を5mあけていると聞きました。
テーブルが5つしかないので、同時に入店できるお客さんは5組限定。さらに“密”をさせるため、お客さんは1テーブルあたりで最大4名まで。しかも滞在時間を1日1セット90分にしており、3セットで閉店です。
90分ごとにお客さんを総入れ替えし、その間の15分で店内をスタッフ総掛かりで完全消毒。さらに換気も普通の換気扇ではなく、工事現場で使うような大型送風機を持ち込んで行っているそうです。
ホステスさんも1つのテーブルについたら、そのお客さんがかえるまで固定。もちろん、テーブルの移動はしません。
つまり『どのホステスが』『どの時間帯に』『どのテーブルで』『どのお客さんと接客したのか』が、後からすぐにわかるようになっています。これぐらい徹底してやっているお店もあるんです」
そうした努力もあり、現時点でクラスター発生などの報告はないという。なぜ北新地は団結できているのか。