2020年10月20日 11:00
美智子さま86歳に 原因不明の発熱も上皇陛下へ献身欠かさず
赤坂御所から運び出された荷物は2トントラック100台分。そのうち“私物”は6割で、約120トンに及んだ。今回は赤坂御用地内に新設された倉庫に運び込まれたものも多かったようだが、それでも膨大な品々の“仕分け”が必要だった。
「膨大な荷物は国内外から献上された逸品はもちろん、上皇ご夫妻が結婚されてから60年間の思い出が詰まった品々ばかりです。美智子さまはご退院後、早朝4時ごろから起床され、長い日には1日15時間もお荷物の整理をされていました。側近が制止するも、『そうはいかないのよ』と手をお休めにならなかったそうです」(前出・宮内庁関係者)
満身創痍ともいえる美智子さまだが、上皇職の説明によれば、それでも上皇陛下をお支えすることを第一にしていらっしゃるという。
《上皇后さまがお過ごしになるお時間の大半は、ご高齢となった陛下に寄り添ってお支えになることに費やされています。ご自身も決して万全なご体調ではありませんが、陛下にご不自由がないよう、また、日々を楽しくお過ごしになれるようきめ細かくお心を配っていらっしゃいます》
美智子さまがそれほどまでに上皇陛下を献身的にお支えになる理由について、宮内庁関係者はこう語る。