2020年10月28日 06:00
見直し難しい「保険料」…支払いの目安は“収入の5%”に
思い立ったが吉日。今すぐできるところから始めましょう」(竹下さん・以下同)
竹下さんが、保険の見直しのポイントを解説してくれた。
■「健康なうちに」考える
保険を見直すと、ほかの保険への切り替えや今の保険の保障内容の変更などが必要になるかもしれない。そんなとき、健康であることが重要だ。健康状態が悪いと、当然保険料は割高になる。プラン変更ができない、さらには希望する保険の加入を断られるといった不都合が起こりかねない。
「年を重ねるごとに、病気になる確率が上がります。見直しはできるだけ早いうちに行いましょう」
■保険料は「収入の5%」が目安
「さまざまな不安に備えて保険に入りすぎて、保険料の支払いに無理がある方をよく見かけます」
50代以降は役職定年などもあり、それまでより収入が減る人も多い。
家計全体の支出を考えると、保険料は収入の5%を目安にしよう。
「貯蓄でも対応できることが多いと思います。保険は“必要最低限”に抑えることが大切です」
■「まとめ払い」を活用すること
月払いを年払いに変更するなど、まとめて払うことで保険料を抑えることができる。たとえば、月々2万円の保険料が、年払いにすると22万円になり、1カ月分お得になるといった具合だ。