くらし情報『文芸誌が異例の売れ行き!桂浜水族館おとどちゃんエッセイ』

文芸誌が異例の売れ行き!桂浜水族館おとどちゃんエッセイ

それまで水族館や動物園では、魚や動物にしかスポットが当たっていなかった。だからこそ私が担当しているTwitterでは、飼育員という存在にフォーカスを当て、飼育員と生きものの日常を発信し続けた。

テレビやネットでも注目されるようになり、日本だけでなく世界からも愛されるようになった。地元の人たちも「桂浜水族館なんか変わったな」と笑ってくれる。

そうしているうちにいつからか「イケメン飼育員」として話題になるようになったのだが、まあ、ある意味間違ってはいない。彼らが生きものに向ける愛や表情、いのちと向き合う姿勢は、日本一イケている。

今年4月に創業90周年を迎えるこの水族館は、今日もなんか変わっていて、日本一イケているのだ。

「女性自身」2021年3月2日号 掲載

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