豊川悦司も出演、日米の俳優で描かれる第二次世界大戦の迫力
この状況に身を置くのはとにかく耐えられない……と思わされます。しだいに、軍人らに復讐心、憎悪の念が芽生え、狂気を帯びていく様子も生々しいです。日本からは豊川悦司、浅野忠信、國村隼と渋い俳優陣が顔をそろえ、日本軍側の悲劇を演じています。
ネット上では「家のテレビやパソコンで見るにはもったいない迫力」といった内容の感想がいくつかありましたが、自宅で観賞してもその迫力は十分に伝わってきました。スペクタクル映画は娯楽だけでなく、教訓も授けることができる。それを証明する作品です。
「女性自身」2021年3月16日号 掲載
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