2021年6月22日 06:00
岡田健史 裁判で怒りの改名表明!事務所社長と同名苗字を拒絶
■「本名で活動していく意思を示しているのは事実」
「岡田が芸名ではなく、本名で活動していく意思を示していることは事実です」
岡田が“名付け親”にたたきつけた怒りの最後通牒――。しかし、芸能界の訴訟事案に詳しい唐澤貴洋弁護士は、本名に戻すこと自体は問題ないとするものの、その“リスク”を指摘する。
「イメージというのは芸能人にとって重要です。トラブルによってスポンサーからも敬遠される傾向があり、名前を変えてもテレビに出続けるのは難しくなる可能性があります」
契約解除に関しても岡田の望む結果になる見込みは薄いという。
「一方的な契約解除はちゃんとした理由がなければできません。嫌気がさしたとか、金銭的な不満があるというだけでは解除は難しいのが実情です。新しい事務所が金銭的に補填するようなことがあれば、契約期間が短くなるかもしれませんが……」
岡田はかつてインタビューで自身の“引き際”について、こう語っている。
《演じることが好きになって今の俳優活動が始まっているので、極端な話、芝居に情熱を注げなくなったら、この業界から潔くサヨナラすればいい。
だから、いつでも普通の生活に戻れるように、生きているつもりです》(『日経エンタテインメント!』’19年9月号)