2021年10月25日 06:00
“絵にかいたアイドル”ながら女優業も…小泉今日子の幅広い活躍
と3枚続けてヒットチャートのベスト10圏外でした」
最初のヒット曲は、主役を務めたスペシャルドラマ『あんみつ姫』(’83~’84年・フジテレビ系)の主題歌『まっ赤な女の子』(’83年)。しかしそこから、キョンキョンの快進撃が始まる。
「『艶姿ナミダ娘』(’83年)、『渚のはいから人魚』『ヤマトナデシコ七変化』(ともに’84年)、『なんてったってアイドル』(’85年)と、王道アイドル路線の曲でヒットを連発しました」
同時期、女優としては大映ドラマ『少女に何が起ったか』(’85年・TBS系)が話題となった。
大きな変化があらわれたのは、’86年からだという。
「『夜明けのMEW』『木枯しに抱かれて』で、曲調も歌詞もぐっと大人っぽくなりました。続く『水のルージュ』(’87年)は、ポニーテールで本人も出演したカネボウの口紅のCMに起用され、’80年代で強く心に残っています」
歌手、女優としての活動の幅が広がり、ついには月9ドラマ『愛しあってるかい!』(’89年・フジテレビ系)