2021年12月7日 18:54
チャールズ皇太子とヘンリー王子の関係は「かつてないほど冷え切っている」
2019年4月のチャールズ皇太子とヘンリー王子(写真:REX/アフロ)
英王室のチャールズ皇太子とヘンリー王子が、8カ月間もの間ほとんど口をきいていないことがわかったとThe Sun紙が報じている。同紙によれば、二人の関係は「かつてないほど冷え切っている」という。
二人が最後に直接言葉を交わしたのは、今年4月に行われたエディンバラ公フィリップ王配の葬儀が最後で、その後も電話などでの会談は数える程度だという。
ダイアナ妃の像の除幕式でヘンリー王子が一時帰国した際も、チャールズ皇太子は面会しなかった。皇太子は、生後6カ月の孫娘のリリベットにもまだ一度も会っていない。
エリザベス女王の健康問題が表面化した今、チャールズ皇太子は来たるべき治世に父子の争いが悪影響を与えないよう、「“威厳ある沈黙”を保っている」と王室関係者はThe Sunの取材に対して語っている。
今年9月、カネにまつわる疑惑がチャールズ皇太子を直撃した。
サウジアラビアの富豪マレイ・ムバラク・ビン・マフフーズが皇太子の慈善団体に150万ポンド(約2億2,600万円)を寄付し、それと引き替えに大英帝国勲章(CBE)を授与されたと英メディアがさかんに書き立てたのだ。