くらし情報『インタビューマン山下のM-1展望「敗者復活はニューヨークと見取り図有利!?」』

2021年12月18日 11:00

インタビューマン山下のM-1展望「敗者復活はニューヨークと見取り図有利!?」

お笑いライブの世界では、国崎さんのクレージーなボケはすでに認知されており、お客さんが笑い疲れるほどウケていると聞く。しかし決勝のお客さんに、どれくらいランジャタイの免疫ができているのだろうか。それ次第で彼らの漫才のウケが変わってくる。

決勝のお客さんがどんな反応をするのか楽しみだ。

■インディアンス(田渕章裕/きむ)

今年3年連続のファイナリストとなったインディアンスは、とにかくハイテンションに田渕さんがボケまくる漫才。おそらくボケ数はファイナリストの中で1番だと思う。

多くの芸人さんや関係者から、今、インディアンスが予選で爆ウケしており、ライブでも、すべり知らずだと聞く。

さらに驚くのが新宿にある吉本興業が常設する劇場『ルミネtheよしもと』でM-1用のネタをやってもちゃんとウケていると、ある芸人さんから聞いた。


なぜ筆者が驚いているかと言うと、ルミネの劇場の客層は、お笑いファンに加えファミリー層や観光のお客さんもたくさん来られていている。つまり寄席に近いのだ。

そのためM-1でやるような4分間に凝縮され研ぎ澄まされたネタは、あまりウケないことが多い。実際に去年オズワルドを取材した際に伊藤さんが「M-1の決勝でやるネタを調整目的でルミネでやったら、1笑いもなくて焦りました」

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