2022年1月28日 06:00
オダギリジョー 説得に1カ月…朝ドラ“解禁”に秘めた故郷・岡山への恩返し
「るいの恋人・大月錠一郎は脚本家の藤本有紀先生がオダギリさんを念頭に置いて書いた役でした。断ろうと思っていたオダギリさんをプロデューサーが1カ月以上もかけて必死で口説き落としたそうです」(NHK関係者)
NHKの朝ドラ『カムカムエヴリバディ』で2代目ヒロイン・深津絵里(49)演じる雉真るいと恋仲になるトランぺッターを好演しているオダギリジョー(45)は、意外にもこれが朝ドラ初出演。
「3世代にわたって描かれる今作で、“キャストありき”の役柄は実は深津さんとオダギリさんの2人だけでした」(前出・NHK関係者)
オダギリは出演を迷った理由を「正直、朝ドラはあまり見たことがなかった」と1月11日配信の「シネマトゥデイ」で語っている。
《やっぱり“朝ドラ”って朝の顔でもあり、NHKを代表する作品の一つですもんね。そこに自分が参加していいんだろうかという気がしていました。僕は夜中の作品のほうがしっくり来るタイプだし(笑)》
実はオダギリが今作で朝ドラNGを解禁したのは“脚本家ご指名”だけが理由ではなかったという。
「『カムカム〜』が彼の出身地である岡山を舞台としていることが、最終的な決め手となったようです。