2022年4月8日 11:00
菅田将暉“演技が雑”と叱咤も…実力派俳優に覚醒させた亡き恩人監督との出会い
とコメントを発表。
『共喰い』に刑事役として出演し、青山さんとプライベートでも交流を重ねた俳優の淵上泰史(37)もこう偲ぶ。
「青山監督とまた一緒にお酒を飲みたかったですし、何よりまた一緒に仕事がしたかったです。浅野忠信さんをはじめ、青山組常連の役者はみんな同じ気持ちではないでしょうか。
青山監督は会うといつも『淵上、俺はこの小説を映画にしたいんだよ』と楽しそうに話していました。早過ぎますし寂しくなります。それ以上に、本当にありがとうございました!と思うばかりです」
’18年に映画『あゝ、荒野』で日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞するなど、いまや名実ともに日本を代表する俳優の菅田。
そんな菅田の俳優人生を大きく変えた作品が、『共喰い』だった。
’20年8月放送の『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)で菅田はこう回顧している。
「これをやると、これからは本当に覚悟を決めて仕事になってくるんだな、俺の人生っていう感じだった」
菅田は同作で暴力的な父親を忌み嫌いながらも自身も父から暴力性や異常な性癖を受け継いでいるのではないかと悩む高校生・遠馬を演じ、濡れ場にも挑戦。