くらし情報『劇団ひとり 下ネタから五輪開会式まで…驚異の振り幅を生んだ“上品さ”』

2022年4月14日 06:00

劇団ひとり 下ネタから五輪開会式まで…驚異の振り幅を生んだ“上品さ”

のようにお笑い要素の強い番組もできますが、逆に『笑いの正体』のようにじっくり語るタイプの番組もできる。それには彼の“育ちの良さ”が関係していると思います」

というのも、ひとりはパイロットの父と、客室乗務員の母のもとに生まれている。母は客室乗務員の経験をいかして、マナー講師に転身し、“顧客との信頼関係を築くマナー術”などを講演していたこともあるといい、曽祖父は昭和初期に高知市長を務めた人物。

「見た目も話し方も落ち着いていて上品な感じがするので、真面目なトーク番組にもマッチするんです。いろいろなジャンルの番組に対応できるのは、こういった彼のキャラクターの幅の広さゆえだと思います」

■様々な場面でいきる憑依型の演技力

ひとりといえば、‘06年に『陰日向に咲く』で小説家デビューし、累計発行部数100万部を超えるベストセラーに。最近では、監督を務めた映画『浅草キッド』(昨年12月からNetflixで配信)が高い評価を獲得したことも記憶に新しい。このように、お笑い以外の分野での活躍も目立っている。「ひとりさんはもともと“作る才能”がある方なんです。
さまざまなキャラクターを1人で演じ分ける一人芝居風のコントを強みにしてきましたが、それはひとりさん自身がネタ作りをしています。

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