生卵も納豆も!「正しい冷凍術」で余らせがちな食品を長持ちさせよう
■冷凍によって、栄養価が高まる場合も
「いくら冷凍保存でも、おいしく食べられる期間には限りがありますから、整理方法を工夫して、早めに使い切るのも大切です。冷凍室は冷蔵庫のいちばん下や中段に位置する場合が多いので、上から見やすいように、ブックスタンドなどを利用して保存袋を縦置きにすると使いやすく。また、袋の上部に品目と冷凍した日を書いておくと、何があるかをすぐに把握できるし、使い忘れも防げます」
余らせがちな食品に最適な冷凍方法は次のとおり。
【薄切り肉】ラップに包む→保存袋:保存期間1カ月
スーパーで買ったパックのままの冷凍保存はNG。表面の水気をキッチンペーパーでしっかりふき取り、ラップで包んで保存袋に入れて冷凍。
【魚(切り身)】ラップに包む→保存袋:保存期間1~2カ月
ラップに包んでから保存袋へ(保存期間は1カ月)。酒やみりんで味付けしてから保存すれば、2カ月ほど保存できる。
【シジミ】砂抜き→保存袋:保存期間2~3週間
砂抜きをしてから殻をしっかりと洗い、水気をふき取って保存袋に。
保存容器に入れて水に浸し、氷漬けにしてもよい。
【納豆】パックごと→保存袋:保存期間2~3カ月
タレが入ったパックのままで冷凍可能。