マドンナ、ニコール・キッドマン“加齢を受け入れられない女たち”の心理とは
これについて、本人が『VOGUE』(日本版WEBでは1月30日配信)のインタビューで苦言を呈している。
《特にソーシャルメディアについてはそうです。誰もが言いたいことを言っています。『シワが多過ぎる』とか『シワが少な過ぎる』とか。世の中の人たちは、私たちが今の自分に完璧に満足していては不愉快になるのでは? 私たちが今の自分の姿に悩み、苦しんでいるところを見て溜飲を下げたいのでは? と思ってしまいます。それは自然に年齢を重ね、容姿の衰えを受け入れる道を選んでも、良かれと思って何か対策をしても、同じことです。今の自分がどんな見た目か、私はわかっています。何をしても何か言われます。
私はどうすればいいんでしょう?老化に抗うべきなんですか? それとも消えろ、と?》
サラのこの発言にこそ「真理が含まれている」と横山さんは指摘する。
「結局、見ている人の受け止め方の問題なんです。自分が『もう60歳になっちゃった』とか『シワができちゃった……』と無自覚でも気にしている人は、他人に対しても『あの人キレイにしていても整形だしね』とか『あの人は年齢よりも老けて見えてだらしない』などとネガティブな感情が沸くこともあります。