2022年6月1日 11:00
お言葉読み上げ中に…宮内庁でも話題になった沖縄復帰式典での“天皇陛下の涙”
だが、前出の皇室担当記者は「この選択に雅子さまの信念を感じる」と語る。
「今回は、バイデン大統領は夫人を伴わない来日であったため、外交儀礼上、陛下との一対一の面会となったのは自然なことです。とはいえ、天皇ご一家のお住まいである御所での面会ですし、玄関での出迎えや見送りで雅子さまが挨拶される可能性は高いとみられていました。
皇后となられて1年目に、当時のトランプ米大統領と通訳なしでお話しになる姿が話題になったように、国際親善は雅子さまの資質がもっとも輝くお仕事といっても過言ではありません。それでも雅子さまは、2日後にある琉球展に確実に同行したいとお考えになって、バイデン米大統領との面会を見送られたのではないでしょうか」
雅子さまはいまだに適応障害の療養中であり、“体調の波”がある。短期間に複数のご公務に出席するのは大きな負担だ。そういった状況下で、沖縄関連の公務を優先するという選択の陰に、いったいどんな決意があったのか。■天皇陛下の目に光るものが…
5月15日、沖縄復帰50周年記念式典に両陛下はそろってオンラインで出席されている。
陛下は、お言葉のなかで沖縄の“犠牲”について言及された。