2022年7月21日 11:00
公明党・山口代表“政治と宗教の関係”にノーコメントで大ブーイング…ひろゆきからも呆れ声
(写真:アフロ)
「事件としての捜査が進展中なのでコメントは控えたいと思います。今後状況をしっかり見極めたいと思っております」
7月19日、こう答えたのは公明党の山口那津男代表(70)。安倍晋三元首相(享年67)が銃撃によって死亡した事件をめぐり、記者団から「政治と宗教」の関わりについて問われた。しかし、冒頭のように明確な立場を示さなかったため、物議を醸している。
報道によると、殺人容疑で送検された山上徹也容疑者(41)は、母親がある宗教団体に傾倒し、多額の献金をしたことで家庭崩壊を招いたと供述。’21年9月に安倍元首相がその団体へ寄せたビデオメッセージの動画を目にし、安倍元首相に対しても強い反感を抱いたという。この報道後、団体の名前として世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関わりが取り沙汰され、同連合は会見を開くことに。そして、会見で山上容疑者の母親が団体の会員であることを明かしていた。
安倍元首相に同連合との接点があると考えた山上容疑者は、「本当の敵ではないが仕方なく殺害対象に選んだ」といった趣旨の供述をしていると報じられている。
山上容疑者の供述が報じられた直後から、安倍元首相をはじめとする政治家と旧統一教会の関係をめぐる議論が各所で白熱している。