くらし情報『妊婦を殺害して胎児を連れ去った女の裁判…妊娠を偽装し続けた執念とは?』

2022年9月15日 18:13

妊婦を殺害して胎児を連れ去った女の裁判…妊娠を偽装し続けた執念とは?

妊婦を殺害して胎児を連れ去った女の裁判…妊娠を偽装し続けた執念とは?


2020年10月にリーガン・シモンズ=ハンコックさん(当時21)を殺害したテイラー・レネ・パーカー被告(29)の裁判がテキサス州で行われている。

PEOPLEによると、妊娠7カ月だったシモンズ=ハンコックさんは自宅で100回以上刺された上、メスで子宮を切り開かれた状態で発見された。お腹にいた赤ちゃんは連れ去られていた。

その後、スピード違反で警察に止められた車に乗っていた女が「さっき道端で産んだばかりの赤ちゃんが息をしていない」と主張。女と赤ちゃんは病院に運ばれたが、女は診察を拒否した。この女こそがパーカーであり、連れていた赤ちゃんはハンコックさんのお腹から取り出された胎児だった。赤ちゃんは病院で亡くなってしまったという。

なぜパーカーはこのような凶行に及んだのか。
その理由が、裁判が進むにつれて少しずつわかってきたと、PEOPLEは伝えている。地方検事補のケリー・クリスプは、陪審員に次のように語りかけたという。

「被告は最上級の“女優”です。ボーイフレンドを引き留めておくために、10カ月以上もの間、嘘をつき続けていたのですから」

パーカーは妊娠したとボーイフレンドに伝えた後、超音波検査の写真を偽造し、性別発表パーティーを開き、ソーシャルメディアで妊娠していることについて投稿し続けていた。

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