2022年9月24日 06:00
旧統一教会が会見を開いた“最悪のタイミング”…国葬支持表明で反対派へさらに燃料投下
記者会見する世界平和統一家庭連合の勅使河原秀行氏(写真:時事通信)
9月22日に行われた旧統一教会(世界平和統一家庭連合)の会見。その様子からネット上では“逆ギレ”と言われるなど、波紋を呼んでいる。
「21日、旧統一教会はメディアに向けて『教会改革推進本部』を設置すると文書で発表。そして『経済状態に比べて過度な献金にならないよう配慮』『勧誘当初から統一教会であることを明示する』といった“改革内容”を明かしました。
しかしこの日の会見で『報道特集』(TBS系)の金平茂紀氏が旧統一教会の被害を受けた人たちに対する見解を問いただしたところ、教会改革推進本部の勅使河原秀行本部長は顔をしかめて『まず被害という言葉からちょっと考えてみたい』などと話しました。
さらに追及を辞めない金平氏に対して、福本修也弁護士が『もう切ってください!』と声を荒げるシーンもありました」(全国紙記者)
そんななか、勅使河原本部長の一言が注目を集めた。「個人的には」としつつも「安倍元首相をたいへん尊敬していた。偉大な政治家だったと思っている。
丁重に国を挙げて葬儀をすることに賛成だ」と述べたのだ。
「『NHK』が9月13日に発表した世論調査の結果によると、『国葬開催を評価する』と答えたのは32%。