2022年10月2日 11:00
アントニオ猪木さん「私らしく『闘って死にたい』」波乱万丈乗り越え語っていた“理想の死に方”
さらに全盛期だった39歳のときに重度の糖尿病と診断され、88年には当時の妻だった倍賞美津子さん(75)とも離婚しました」(スポーツ紙記者)
猪木さんは本誌20年10月27日号に登場した際、様々な苦労が重なった80年代の一時期を振り返り「自殺しよう、死ねばいいと思うほど追い詰められていた」と語っていた。しかし、持ち前の不屈の精神で立ち上がったのだった。
「人生、一度や二度は『死にたい』『死のう』と誰でも思うのではないか。現実の苦しみに疲れ果てていた私は、借金や人間関係などの煩わしいことから逃げたかった。しかし、死ぬエネルギーがあるのなら、まだ生きられる。どうせ死ぬなら、私らしく『闘って死にたい』と思い至ったんです」(猪木さん)
また、自らの最期についても、「お迎えが来たら、潔く旅立とうとは思っているんですが……年を取ろうが、体が弱くなろうが、チャレンジし続けることこそ人生。それが“燃える闘魂”なんです」と前向きな姿勢を見せていた。
猪木さんが残した“燃える闘魂”は、これからも多くの人々に受け継がれることだろう。
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