Netflixドラマが人気上昇中…ジェフリー・ダーマー被害者遺族の終わらぬ苦しみ
髪型も服装も忠実に当時のリタさんに倣っているが、Netflix側から彼女に映像化に関する許可申請などは一切なかったという。リタさんはINSIDERの取材に応じ、「当時からずっと悲しみの中にいる人だっている。だから、Netflixは連絡するべきだったと思う」とドラマ側に対して苦言を呈した。
さらに、個人売買サイトebayでは、ダーマーが身に着けていたものとそっくりなメガネやシャツがハロウィン用コスチュームとして販売され、物議を醸している。『13日の金曜日』のジェイソンのように、ジェフリー・ダーマーがホラーのキャラクターとして一人歩きを始めているのだ。
31歳でダーマーに命を奪われたトニー・ヒューズさんの母シャーリーさんは、「Netflixやオンラインストアが、息子の死で利益を得ることは苦痛以外の何物でもない。Netflixがこんな番組を配信しなければ、どの遺族も再びこのような被害に遭うこともなかったのに」とTMZにコメントした。ハロウィンでダーマーの真似をするのは絶対にやめてほしいと釘を刺した。
ebayの広報担当者は、「憎悪、暴力、犯罪行為を助長する出品は禁じられており、ダーマーのコスプレアイテムは明らかにこのポリシーに抵触する」とし、当該アイテムは見つけ次第削除しているが、次々と出品されており、いたちごっこ状態となっている。
ISSA、火野正平さん追悼 番組で対面した際の秘話明かす「一生の宝物です」