2022年10月29日 11:00
交野市市長“私物パソコン”で節税アピールも「経費削減の履き違え」と総ツッコミ…情報漏洩を懸念する声も
(写真:時事通信)
9月に行われた大阪府交野市の市長選で初当選を果たした山本景氏(42)。市財政の健全化を掲げるなか実施した施策が波紋をよんでいる。
ことの発端は10月25日に山本氏がTwitterで呟いた発言。付箋のついたノートパソコンとプリンターが置かれた山本氏のデスク周りと思われる写真とともに、山本氏は以下のように投稿したのだ。
《市長の机で利用するパソコンは、私物の持込です。インターネットは、楽天携帯のデザリングです。プリンターは、私物の持込です。交野市民の皆様の税金は使いません。
》(現在このツイートは削除済み)
山本氏は就任以降、市長交際費での名刺作成をやめる、市長室の木製両袖机と布張りチェア、木製サイドボードなど4点を官公庁オークションで売却するなど、公約として掲げる「財政健全化の覚悟」を示してきた。しかし、机の売却などこれらの行為について“意味があるのか”と疑問の声が相次いでいた。
そんななか“税金を使わないために私物のパソコンを利用している”と豪語した山本氏。SNS上ではその節約法にズレを感じる人が続出する結果となってしまった。
《どうも節約の方向性が明後日なんだよなぁ》
《税金無駄遣いしてないよ!凄いでしょ!…方向を誤ってる。