2022年11月3日 18:31
走るほど税金課される「走行距離課税」浮上にネット怒り心頭「絶対に若者の車離れって言うなよ」
(全国紙記者)
「走行距離課税で税収を」という考えのいっぽうで、“若者の深刻な車離れ”が叫ばれて久しい。’21年度版の「運転免許統計」によれば10代、20代の運転免許保有者数は約1087万人。約1742万人だった’01年度版と比べると、20年間で実に655万人も減っているのだ。
またファブリカコミュニケーションズが今年8月に発表した調査結果によると、調査を行った300名のうち、車を持っている人は153名。そして「車を持っていない理由」でいちばん多かったのは「維持費が高い」で49.3%、次いで「購入費用が高い」が38.3%と続いたという。
経済的な理由で自動車を持たないと選択する人が相次ぐなか、走れば走るほど税金が課される走行距離課税が浮上――。ネットでは政府に対して、厳しい声がこう上がっている。
《若者の車離れとか言うくせに、車持ちにくい社会にしてるのは国》
《走行距離課税とか作るんなら絶対に“若者の車離れ“とか言うなよ、お前らが離しよるだけやけんな》
《マジで走行距離課税とか意味不明やん 若者の車離れとか散々言うくせに結局ああ言うことするから車に乗りたいと思う人が減っていくんでしょう》
11月2日、経団連の「モビリティ委員会」