2022年11月22日 06:00
糖尿病、うつ病、子宮筋腫も対象 障害年金で80万円もらえることも
1級に認定されればここに25%上乗せされ97万2250円となります。さらにお子さんがいると人数に応じて金額が加算され、2級以上の障害厚生年金受給者の方は配偶者の加給年金もあります」
子どもがいる場合の加算額は、年額で、2人目までなら1人につき22万3800円、3人目以降は1人7万4600円だ。配偶者の加給年金は22万3800円となる。
■受給することをためらわないで!
申請するうえで気をつけたいことは主に3つ。まずは保険料を一定期間納付していることだ。
「いざというとき障害年金を申請しても未納があるともらえなくなってしまうこともあるので、滞納のないように気をつけましょう」
2つ目は、その病気によって日常生活に支障があるか否か。
「日常生活に支障があるというのはどの程度なのか、基準があります。誰かの介助が必要な状態でなくとも、労働に制限があったり、日常生活をすることに困難があった場合は該当する可能性が」
3つ目は、初診日を特定する必要があることだ。
「意外とこちらがハードルに感じることも。今から初診日までかなり遡る場合、初診日に通院していた病院が廃業していたり、主治医の先生が退職していることもあるからです」