2022年11月21日 15:25
バンクシー 作品を無断で使用したとアパレルブランドを非難…「万引きしに行って」とファンを煽動も
GUESSリージェント通り店の窓を覆う店員(写真:ロイター/アフロ)
戦時下のウクライナで風刺の効いたアートを7点も壁に描き、話題をさらったばかりのアーティスト、バンクシー。次は衣料品ブランド「GUESS」を標的と定めたようだ。
バンクシーは19日までにInstagramに「全ての万引き犯、注目」と題し、ロンドン市内にあるGUESSの店舗の外観を投稿。「リージェント通りのGUESSに行ってほしい。彼らは私の作品を無断で使用した。同じことを自分たちがされても、間違っていると言えるだろうか」とメッセージを出した。
米国のアパレルブランドGUESSは、バンクシーのグラフィティを使用した新しいコレクションを発表したばかりだった。
同社は、バンクシーのデザインの使用ライセンスを管理するBrandalisedと共同で制作したコレクションだとしており、チーフ・クリエイティブ・オフィサーのポール・マシアーノは「バンクシーの作品はポピュラーカルチャー全体に共鳴する驚異的な影響力を持っています。
この、Brandalisedとの新たなカプセルコレクションは、ファッションが感謝の気持ちを表す1つの方法なのです」