くらし情報『バンクシー 作品を無断で使用したとアパレルブランドを非難…「万引きしに行って」とファンを煽動も』

2022年11月21日 15:25

バンクシー 作品を無断で使用したとアパレルブランドを非難…「万引きしに行って」とファンを煽動も

と発表前に述べていた。

著作権に詳しいリズ・ワード弁護士は英BBCの取材に対し、「GUESSはバンクシーのアートワークを第三者であるBrandalisedを通じて合法的に入手しているので、彼らはそれを商品化する権利を持っています。バンクシーがこの取引を許可、もしくは知っていたかどうかはわかりません」とコメントした。

著作権に問題はなさそうに見えるが、アーティスト本人が「許可していない」と主張したことで、様々な可能性が浮上してきた。Brandalisedの独断、もしくはバンクシーとの契約が既に切れていた場合ならば、バンクシー流のゲリラ的な宣伝活動である可能性も除外できないという。前出のワード氏は、BBCの取材に対して次のように語った。

「バンクシーは、BrandalisedやGUESSに対し、著作権が侵害されていると訴えるべきですが、彼もしくは彼女(バンクシーは性別不明)が匿名性を望むのであれば、それは難しいかもしれません」

またワード氏は、著作権侵害はアーティストに深刻なダメージを与える重大な罪であることは事実だが、「ことの是非はともかく、万引きを助長する言動は間違っています」とも述べている。名指しされたGUESSの店舗は、入り口を封鎖し、窓をすべて覆って沈黙を続けている。

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