「本当は反省していない?」差別発言で謝罪した杉田水脈氏のツイートに物議
《昨日は衆議院と参議院の総務委員会で答弁に立ちました。その後、党本部に移動し、税制調査会小委員会に参加。夜は書道教室の忘年会。毎回恒例の出席者みんなでの寄せ書き。今年は「堅忍不抜」と書きました。国会の論戦中ではありますが、与野党のメンバーが和気藹々。素敵な時間でした。》
12月7日、こうツイートしたのは自由民主党の杉田水脈衆議院議員(53)だ。
インターネット上の誹謗中傷対策も担当する総務省の政務官という立場ながら、過去に誹謗中傷や差別的な発言を繰り返していたことを問題視されていた杉田氏。12月2日の参議院予算委員会で謝罪を行い、しっかりと反省しているかと思いきや、冒頭のツイートの「堅忍不抜」という言葉に疑問の声が出ているのだ。
岩波書店『広辞苑』によると、「堅忍不抜」とは<がまんづよくたえ忍んで心を動かさないこと>という意味。ツイッター上ではこんな指摘が。
《不本意ながら謝ったけれど、心は動いていないということですか》
《つまり反省していませんということですね》
《あなたの差別的発言によって傷付いた人々こそ今までずっと耐えてきたんだぞ。まるで自分が被害者かのような発言はやめろ》
一方、支持者と思われるアカウントからは、こんな声も。
《雑音は気にせずに「堅忍不抜」で頑張ってください。》
《『堅忍不抜』貫いてください》
さまざまな反応を呼んでいる「堅忍不抜」という言葉。
じつは杉田氏は、ジャーナリストの伊藤詩織さんを誹謗中傷する多数のツイートに対して「いいね」を押して拡散したとして、伊藤さんに訴えられた直後の2020年10月の書道展の作品でもこの言葉を選んでいる。単に「堅忍不抜」を気に入っているだけの可能性もあるが……。政治部記者はこう語る。
「2日の謝罪のとき、杉田さんは『松本総務大臣からそうした表現を取り消すよう、指示がありました。内閣の一員として、それに従い』と、あたかも上から命じられて不本意ながら謝っているようにとれるようなことを言いました。ここにきて、この言葉のチョイスですから、本当は反省していないと取られても仕方がないでしょう」
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