プロに聞く賢い野菜の買い方「切り口が黄色いものほど新鮮」
某スーパーの野菜売り場で十数年働いたキャリアを持つ「青髪のテツ」さんは、野菜のエキスパートとして、「お客さまにもっと野菜のことを知ってほしい」と、野菜に関するお得な情報をツイッターで発信している。現在52万人のフォロワーを持ち、『野菜売り場の歩き方』(サンマーク出版)の著書もある青髪のテツさんに、“賢い野菜の選び方”のポイントを教えてもらった。年末年始の買い物にも役立ててみよう。
いまの時季であれば白菜、ほうれん草、小松菜などが、野菜売り場の中央平台に並ぶ。旬ではない野菜は冷蔵コーナーや壁側に位置することが多いそうだ。そこから野菜をチェックするポイントは大きく4つだ。
(1)重さで選ぶ
「野菜を選ぶときは、重さをチェック。ずっしりと重たい野菜ほど水分が多く、みずみずしいものが多いです。
大根、かぼちゃ、じゃがいも、たまねぎ、にんじんなど、根菜類を中心に、重さが品質を表す野菜は多くあります。基本的にレタスと春キャベツ以外は重さが指標になります。果物も同様です」
(2)色味をみる
「一目でわかる方法が“色味”です。にんじんはオレンジ色が鮮やかなほどβカロテンが豊富。キャベツ、ブロッコリー、アスパラガスも鮮やかな緑色のものがいいです。