くらし情報『宮沢りえが開拓者! 90年代初めに現れた「男に依存しない」女性像』

2023年1月3日 06:00

宮沢りえが開拓者! 90年代初めに現れた「男に依存しない」女性像

を発表。つねに話題を提供し続けた。

「裁判にもなった大島渚監督の『愛のコリーダ』(’76年)以来、ヌードが“わいせつか芸術か”をめぐっては、規制当局とアーティストのせめぎ合いが続いていました。その先頭に立っていた篠山紀信さんは、’91年に樋口可南子さんの写真集で、ヘアヌードを事実上の解禁へと導き、『Santa Fe』も150万部を超えるベストセラーに。ヘアヌードは社会現象と言われるほどになりました」

■90年代初め、話題はいつも“宮沢りえ”だった

長年の論争に終止符が打たれるほどの衝撃を与えた宮沢は、’92年、超人気力士・貴花田と婚約を発表。

「日本を代表するアイドルが、相撲部屋のおかみさんになるなど、誰も予想しなかったはず。それからわずか2カ月後に、婚約解消を発表したことにも驚きました」

出演映画の降板騒ぎもあり、精神面を心配する声も聞こえていた。「当時の常識では、婚約解消された女性に対してネガティブなイメージを持つ人も多かったはず。
女性タレントにとっては、致命的なスキャンダルともいえました」

しかし、こうした古い常識を打ち破ったのもまた、宮沢自身。

「’94年、タカラCanチューハイのCMでの『すったもんだがありました』というセリフで、過去のできごとを笑い話に。

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