くらし情報『政府の電気代支援策も焼石に水…2023年“値上げラッシュ”で家計負担年間が14万2,188円増に』

2023年1月4日 06:00

政府の電気代支援策も焼石に水…2023年“値上げラッシュ”で家計負担年間が14万2,188円増に

「食料」「水道・光熱」「住居」は家計支出の大部分を占める3項目。

まずは最も支出額が大きい食料の負担増額について解説してもらった。

「来年も、菓子類、調味料、小麦製品など幅広い食品の値上げが発表されています。

それでも全商品が値上げされているわけではないので、来年の値上げ食品が平均17%上がるとすれば、‘23年は食費全体にならすと6%ほどの値上げ率になると予想されます。すると、月額では4,813円の支出増となってしまうのです」

そして水道・光熱費は、「ほかの品目よりも値上げしやすいジャンル」だと加谷さん。

■水道・光熱費が値上げされやすい理由とは?

「電気代やガス代は、原材料となる原油価格の上昇をそのまま反映しやすいもの。各電力会社の価格は値上げ幅の上限に達してしまっているため、さらなる値上げを経済産業省に申請中ですが、‘23年内に2~3割は上がると考えたほうがよさそうです」

ただし、節電を心がける人も増えており、プロパンなど都市ガスほど上がっていないガスの利用者も一定数いることを考慮すると、「最終的な支出は20%程度増え、月額5,099円の支出増となることが予想されます」

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