くらし情報『世界をまたにかける映像ディレクターの恐怖体験「ハイチで見た“ゾンビ”の儀式」』

2023年1月23日 06:00

世界をまたにかける映像ディレクターの恐怖体験「ハイチで見た“ゾンビ”の儀式」

すぐに美しいサンゴ礁の取材をすませコテージ(ホテル)に泊まった夜の事。スタッフの一人が女性の姿をした幽霊らしきものを見たというのです。我々は寝ぼけていたからだろうなんて思っていたのですが、現地のコーディネーターから100年前に起きたレディ・エリオット島の悲しい伝説を聞いたのです。

それによれば、昔アイルランドからやってきた移民の家族が、当時は過酷な仕事とされていた灯台を守る仕事をしていたそうです。当然ながらインフラも整備されておらず、情報も隔離されているなか、灯台守の妻だったスザンナがノイローゼになってしまった。最後はそんな生活に耐えかねて自殺したとも夫に殺害されてしまったとも言われる伝説が、現在も島に残っていることを聞いたのです。

その話を聞いてからも、不思議なことが起こりました。女性ADが幽霊を見たといって一晩中寝られなかったり、深夜2時に突然パソコンの電源が入るなどの現象が。
ちなみに深夜2時というのは、スザンナが殺された時刻(深夜午前2時頃)なのです。ちなみにこの話は、英語圏の観光客に最近広まっていますね」

■死んでいるような人間の顔にゾンビパウダーを

続いて越智さんが挙げてくれたのは、カリブ海に浮かぶ島『ハイチのゾンビ伝説』。

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