くらし情報『シナロケ鮎川さんが死去 本誌に語っていた愛妻シーナさんの闘病生活』

2023年2月1日 11:00

シナロケ鮎川さんが死去 本誌に語っていた愛妻シーナさんの闘病生活

「(ビートのきいた音楽が流れる病室で)俺は腕をシーナの首の下に回して抱きしめていた。ずっと離さんかった。『ユー・メイ・ドリーム』のイントロが始まったとき、シーナは静かに逝ってしまった……」

シーナさん亡き後も、鮎川さんはシーナさんを想うことをやめなかった。毎年4月7日に追悼ライブを行い、’22年11月にはシーナさんの誕生日とシナロケの45周年を記念したライブも開催している。

「鮎川さんは生前のシーナさんを回想し、『いつもシーナは俺を応援してくれた。だから、俺はギターをシーナのために弾いていた』と話していました。シーナさんは鮎川さんより5つ年下ですが、鮎川さんにとってお母さんのような存在で、ずっと褒められたかったといいます。

シーナさんが亡くなった後、鮎川さんはギターを弾く理由を失ったといいます。
しかし、ここで辞めてしまうと、シーナさんと作った音楽も世界から消えてしまうのでは。そう考えた鮎川さんは、決意を新たにシナロケを続けることにしたそうです。コロナ禍でも『ロックは心のワクチン』といい、音楽に対する情熱を燃やし続けていました」(前出・音楽関係者)

ずっとシーナさんを思い続けた鮎川さん。天国でも、2人の音楽は鳴り止まない。

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